
みなさんこんにちは。地に足のついた鑑定をモットーにしている手相師のミセスKです。
前々回の「親指のひみつ~その人の自我を表す指」と前回の「人差し指のひみつ~目標に向かって突き進む指」に続き、今回は中指についてです。
中指と土星丘

中指を理解するうえで知っておきたいのが、中指を支える土星丘について。
手の平の中で、中指の下に位置するのが土星丘。努力と忍耐を表します。ほかにも思慮深さ・探究心・勤勉さを表し、派手さはないもののコツコツと取り組む賢者をイメージさせる場所です。
その土星丘から伸びる中指は、土星丘が意味する事柄のアンテナになります。形の良い中指は努力と忍耐を強めます。
中指の長短
中指は5本指の中で一番長いのが標準と言うのは誰もが知っていることでしょう。
中指の長短は感覚的な判断になるので、目立って長い、あるいは短い中指以外は標準の長さです。つまり大方の人は標準的な長さになります。
目立って中指が長い人は、俗世から孤立しがちな変わり者的に意味合いになります。
逆に目立って短い人は、自制心が乏しく、抑制の利かないタイプになりがちです。
手の平の線は変わりますが指の長短はほぼ変わらないので、長短が目立っている場合は、その人の大きな特徴だと読むことができます。
中指のあれこれ
中指は俗に、お兄さん指、ほかに高高指(たかたかゆび)などとも呼ばれています。
5本ある指の中で一番長いのが中指で、指の中心にありますね。
豊臣秀吉の中指を貫く運命線
中指に関する面白い都市伝説があります。それは日本人なら誰もが知っている豊臣秀吉について。

豊臣秀吉の手形(右)には、図のように手首側から土星丘に向かう素晴らしい運命線が見られます 。
運命線は人生のシナリオ。どんな職業人生を歩むかを見ることができ、立身出世を狙う人には大切な線です。
そして秀吉の運命線は、土星丘を突き抜け、中指の指先まで太く伸びているのです。普通、そんな運命線ありません!
一説には、手相に詳しい秀吉が小刀を使い自分で切り伸ばしたと言われています。(痛そうですね)本当かどうかは分かりませんが。
そのお陰か?貧しい農民から立身出世して天下を取った分けですが、自分の運命が強すぎて跡継ぎが育たなかったと言われております。本当かな???
中指のリング~土星環
中指周りの手相線として、土星環というものがあります。

中指のつけ根、土星丘の上部に半円を描くのが土星環。
孤独な一人時間を大切にする人の手に出てきます。コツコツと物事に取り組む事が得意なタイプなので芸術家や研究者など、何かに没頭することが必要な人にはあると嬉しい手相です。
もしも1つの事に集中して取り組むため土星環の力が欲しいのなら、中指にリングを嵌めてみるのも一つの手ですよ。