
みなさんこんにちは。手相師のミセスKです。
昨年末から『山田玲司のヤングサンデー』というYouTube番組にハマってるんですが、今日は、そこで得た気づきから占いについて。
山田玲司の麻酔コンテンツと覚醒コンテンツ
このYouTube番組は漫画家の山田玲司先生とそのお友達を中心に、漫画、アニメ、映画、美術、音楽、恋愛、その他アレコレをご機嫌モードで語るもの。
アラフィフの山田先生は広い知識をお持ちで”本質翻訳家”とも呼ばれている方。
そんな山田先生の言葉で私が深く考えさせられたのは「コンテンツには麻酔コンテンツと覚醒コンテンツの2種類がある」ってお言葉でした。
山田先生の言葉を借りると、麻酔コンテンツとは「たまには休みたい」「女の子の形をした生き物たちに囲まれて生きたい」人達のために、つらい現実から逃避させてくれる作品のこと。
その逆で、覚醒コンテンツとは「こんな世界もあるんだ」「現実でも頑張ろう」と思わせる力がある作品、「こんな風に物事を考えたっていいんじゃない」って考えさせてくれる作品のこと。
たとえるなら、
麻酔コンテンツは『うる星やつら』、『タッチ』、『けものフレンズ』など萌え系コンテンツ
覚醒コンテンツは『スラムダンク』など。
ほかに麻酔コンテンツの振りして覚醒コンテンツを混ぜているのが『Dr.スランプ アラレちゃん』なんだそうです。え?そうかな?なんて思ったりしたんですが「小さな女の子が月までぶっ飛ばすことできる力があるんだという常識の破壊」をもって、覚醒コンテンツ入りするんだそう。
ほかに中間地点にあるのが『北斗の拳』なんだそうですよ。懐かしいコンテンツばかりで私は楽しくなりました。
占いにも麻酔と覚醒がある
コンテンツに麻酔と覚醒があるとおり、手相もふくめた占いにも、麻酔占いと覚醒占いがあるようです。
麻酔占いとはその名の通り、現実から目をそらすためのに活用する占いのこと。
本当に占った結果を言うならいいのでしょうが、ご相談者さんに忖度して? ご相談者さんが喜んでまた占いに来てくれるような結果を敢えて伝えたりするのは、麻薬占いと言ってもいいんじゃないでしょうか。
たとえば、失恋から立ち直れず復縁を望む人に対し「大丈夫よ。彼はあなたのことを愛しているわ。あきらめないで」という嬉しいアドバイスをしたとして、実際には復縁できなかったとしたら。。。相談者さんを振り回してしまう、相談者さんの大切な時間を無駄にしちゃうでしょうね。
逆に覚醒占いは占い結果から、たとえそれが相談者さんが望んでいる結果でないとしても、進むべき道をアドバイス、もしくはヒントを与えられる占いだと思うのです。
上の例でたとえるなら、復縁を望んでいても占いでNoの答えが出ているなら、相談者さんが新しい道に進めるようアドバイスするのが覚醒占い。
未来を考えるなら覚醒占いを
壊れそうな自分の心を休めるため麻酔占いに頼るのは、一時的にはいいのかもしれません。
でも未来を考えるなら麻酔占いにのめり込みすぎちゃダメだと私は思うのです。 だから手相鑑定時には、きちんと現実を見て未来につなげていけるようなお話をさせて頂きます。