一つの仕事だけでは生活できない時代、副業から複業に

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こんにちは、地に足のついた鑑定をモットーにしている手相師のミセスKです。今回は最近よく耳にする副業の話。

コロナ禍でますます副業する人が増える?!

前から副業を推進する空気がありましたが、コロナ禍で企業業績が落ち込み、大手銀行までも副業を勧めてきましたね。

数年前、たまたま金融機関にお勤めの方の手相を連続で読ませて頂いたとき、この業界ヤバくなるんだなぁ、という感触があったので驚きはしませんでしたが。

ちなみに総務省の「就業構造基本調査」の副業者の割合は、

2012年3.6%  2017年4.0%

かなり少ないんですね。勤め先で副業を禁止されているのかもしれませんが、それにしても少ない。サビ残で副業どころではない人や、仕事よりもプライベートを楽しみたい人もいるんでしょう。

私の住むタイ国では公務員でも普通に副業してるので、日本の副業率の低さは良くも悪くもスゴイなぁと思います。

でも副業を解禁にした日本の企業も増えてきましたし、これからは本業の収入だけでは生活が厳しくなり、副業が当然になってくるのでしょう。

ただ副業が一般的になってくると、副業での競争が高まるはず。

副業として本業でやってる業務を別企業に外注で受けるとかも(例えば帳簿付けとか)それも椅子取りゲームになりそうな。。。

いつか副業をやることになるなら、早く始めて実績作るのがいいと思うのだけど。(占い業界も新規参入者が増えてるから私もうかうかできないわぁ)

いくつかやった中で残っていく仕事

何はともあれ、副業を始める人にお伝えしたいのは、やってダメなら別のを探すくらいハードルを低く参入してみては?ということ。

新卒で入社した企業には定年まで勤めたいと考えているなら、副業は自由にあれこれチャレンジする柔軟性を持たせてみるのはいかがでしょう。

日本人って失敗するのを強く恐れる人が多いからか、副業に関しても保守的になりがちだけど、もうちょっと肩の力を抜いてね。

副業ではなく複業を

それから副業(サブ的な仕事)と考えるのではなく、複業(複数の仕事を掛け持ちする)と考え、最初は本業を軸にしつつ、複数の仕事を育てて複業にする方がいいんじゃないかな。

私は現時点で、定期的に収入を得る仕事、不定期で収入を得る仕事、月に数回行う仕事の3つの複業持ちですが、コロナ禍でもう一つ思いついたので研究中です。それは仕事というより生活の一部にして、余裕ができたら収入源の一つにしたいと考えています。

最初の副業を何にするか考えるのには時間が掛かりましたが、常日頃から複業探しのアンテナを建てていれば、結構あれこれ見つかるものです。

自分の心が喜ぶ仕事を

複業をする場合、お勤めの方はそのまま仕事を続け、休日や空き時間に他の仕事を追加して行うのがベストですが、会社がメインでもう一つの仕事がサブだと考えると、どうしてもメイン業務を優先しがちになります。

でも副業(サブ仕事)を育てるためには、副業は本業より下と考えず、気持ちの上だけでも同じく大切にするべき。

そして、できれば金になるから嫌々やる仕事よりも、やってて充実できる仕事を追加するのがいいと思います。

おばちゃんの私としては、若い女性には安易に夜のバイトに手を出してほしくない。お酒飲むのが楽しい!接客の勉強をして次に繋げる!と思えるなら良いのだけれど、自分の心を殺して男性嫌いになると残りの人生がモッタイナイので。

これまで多くの日本人は、お金のために仕事をしてきたわけですが、それなら尚更、追加するなら自分の心が喜ぶ仕事を。歌手とか画家とかカッコいいけど収入源にするのは難しい夢の職業でなくても(やり方によっては収入源にもなりそうだけど)、ある程度お金になる仕事で、やってて楽しい仕事なんて結構あるもんですよ。

人気の副業ベスト10をそのまま真似するんじゃなく参考にしつつ、できれば自分で考えてみることをお勧めします。

私が日本に住んでいるなら、近所のお年寄りのお買い物代行業とか、お話聞きます業とか、人に喜んでもらえるニッチなお仕事やってみるかな。

副業なんてしたくない!人は

副業なんてしたくない!って人もいるでしょうね。ご自身の本業が手堅い仕事、傾くことがない仕事であるなら本業一本でも大丈夫なんでしょうが、その辺はご自分で確認してください。

本業の業績も芳しくないけど副業もムリって方は、生活費、とくにローンを含む住居費を下げることを考えてみる。リモートワークができるなら田舎の安い家に住む。そして月々の生活費を今よりも下げてみた方がいいんじゃないかなぁ。。。

何だか暗い話でゴメンナサイ。でも手相鑑定でずっと日本人の手相を観ていて財運線が弱いのが気になっているので。。。あなたの金運が悪くなければ、この話はスルーしてくださいね。。。