
久々のブログ。何を書こうかなーとアレコレ考えてましたが、経済的には一人一人状況が違うので、全員に同じ情報を発信するわけにはいきません。
今回は、しばらく(少なくても年内)は生活できそうな人向けに書きました。
タイと私の近況
私の住むタイも当然のように2020年はコロナ問題に直面しています。観光が大きな産業の国。経済的に厳しい方は多く、自殺者のニュースも目にします。
そんなニュースを見るととても悲しくなります。ここタイでは施しは一般的なので、お金持ちの方がお金を配ったりしてますが、困っている方の数が多すぎるし状況が長引いているので、かなり厳しい状況だと思われます。
不況前に私がやっていたこと
私は2017年頃から次の大不況に向け準備を始めていました。これは手相鑑定を通じて2020年の夏のオリンピック前後から経済的に困る人が出てくると、未来が薄っすら予想できたからです。(さすがにオリンピックが延期になるのまでは読めませんでしたが)
平時から身の丈にあった生活を心掛け、1年くらい無収入でも生きていけるだけの貯えを目指してたのでどうにか1年は生きていけそうです。
具体的に私がやったことは、ローンという名の借金は作らず、心もとない収入であっても一部は必ず貯蓄し、残った額で生活する。仕事は一本に絞らず、万が一どれかがポシャっても別の仕事で生き残れるよう調整。当然ですが夫婦共働きはMUSTです。
あと損失を出さないよう自分には難しい株式投資などは避け、ちょっとだけ金(Gold)を購入し、手持ち資金の一部はバーツ高&円安を利用してタイバーツから円に換えてました。主婦のへそくり作りレベルですが、日本円も金(Gold)もプラスに転じてくれました。
その資金を作るために新車は諦めボロい車に乗り続けてますし、 基本は自炊。 洋服の数は少なく、白髪染めも止め、化粧も必要最低限。唯一の贅沢が日本から本を輸入することくらい、という質素な生活です。
でもこんな生活を人様に強要することはできません。人は自分で納得しない生活習慣を取り入れられないからです。
欲張りがちな人間の性

いくら大不況が来るよと手相師如きが忠告しても、ふ~んと他人事でしか考えられない人がほとんど。 手相師が止めても、不況の怖さが身に染みてない限り、ローンを組んだり怪しい投機に手を出したり、身の丈以上の生活をしてしまいがちなのが人間の性。
人間って欲張りがちな生き物ですが、私が今回の不況に備えられたのは、2008年のリーマンショック不況で痛い目に遭ったお陰です。
当時は何度も支払いの心配をし、考えられる一番安い方法で食事を作り、お友達からの誘いはすべて断る生活でした。貧乏生活を語りだしたら長文になってしまうのでここまでに。
私より年上の方は、リーマンショックだけでなくバブル崩壊も経験しているはずですが、でも、その機会に大きな影響を受けなかった人は、不況の恐ろしさを理解されてないのでしょう。
バブル崩壊でもリーマンショックでも、(ボーナスが出ない、給与が減ったなどはあっても)職を失うなどの大きな影響を受けずにすんだ人はいましたからね。今回も被害が最小限になることを祈るばかりです。
辛い経験は人を育てる
私はリーマンショックで夫のビジネスがポシャったことで、生き方&考え方が変わった自分自身を肯定的に見ています。
辛い経験は人を育てます。
いま、今日明日の生活でいっぱいいっぱいの方には心苦しくて言えないわけですが、生き残れる方には今回の苦難を糧にしてほしいと願います。
しばらく手相鑑定はお休み

現状の私の話。
備えてたからといって経済的に不安がないわけじゃありませんが、手相鑑定は現在、お休みさせてもらってます。
メール手相鑑定か、Zoom手相鑑定も考えたのですが、せっかく、ゆっくりと自宅に籠もれる時間が出来たのだから、この時期に無理してガツガツ仕事をするのは遠慮しよう、と考えたのです。
こう書くと「いい御身分だ」と怒られる方もいるかもしれませんが、
手相師・占い師という者は、精神的コンディションが万全でない状況でやってはいけない活動だと思うのです。
経済的に優雅とは言えなくとも、今、私が取るべき活動は、
今の自分を見つめ直し、次の未来に何をすべきか内省すること
あと1年くらいじゃ状況は安定しないでしょうが、(私は2年くらいは続くと見てます)新しい世界でも生きていけるよう、自分自身を知り、時代に自分を適合させるヒントを考えたいと思います。
ある程度自分の方向性を見出したら、手相鑑定を再開したいと思います。
一年以上前に書いた記事もしもあなたが投資で一発当てたいのなら?!もご参考にどうぞ。