
こんにちは。地に足をつけた鑑定がモットーの手相師ミセスK です。
今回は、数年前からよく目にするようになった財運線の話です。
財運線とは?

財運線とは、貯まる富を表す手相の線で、水星丘(小指の下)に向かって伸びています。現金・預金、不動産や証券、そのほか、富と言えるものが手元にどれだけ残るか?を観ます。
この財運線、数を観れば観るほど分からない、どうしてこの形で出てるんだろう?と手相師として不思議に思う謎深い線なのです。
財運線の解読中、手相の主さんのお話伺って、それでも確信を持てないときは「今の時点で〇〇って意味だと思うのだけど、確信は70%くらいですね。その後変化するかチェックした方がいいかも」などとお伝えします。
最近増えてきた日本人の財運線
手相は変わるもの。手相鑑定では「現時点でこのままいけばこうなります」ってことをお伝えするのだけれど、数年前から数が増えている財運線があるんです。
それが、力弱い切れ切れな財運線です。

あまりにもこの力弱い切れ切れな財運線が多いので、これが普通なのかな?って思ってたんです。
手相の線を観るときは、その線があるなしはもちろん、その線の形状の良し悪しも観ます。
力の弱い切れ切れな線というのは、その線の意味合いを弱めます。
財運線が力なく切れ切れで弱いなら、財を貯めるだけの機運はあるんだけど手が届かない=ご本人さんはそれなりに一生懸命努力しているけれど、その結果を得られていない、って感じで読みます。
まあ確かに、日本は土地が狭いから狭い家になってしまうし、周りも皆さん生活水準が高いから、自分のことを裕福だと思えない人が多いのかも、なんて以前は思ってたんです。
財運線は満足度を表す
財運線は貯まる財だと書きましたが、客観的に「〇〇円以上なら財運あり」と出てくるのではなく、手相の主さんが周りと比べて財産がある・ないと感じる具合で出てくるし、自分の理想と比べて出たり出なかったりもします。
つまり手相主さんの満足度が反映されるのです。
そのため年収1億円プレイヤーに囲まれている年収数千万円プレイヤーの手相には、財運線が出てないこともあるし、目標が大きければ1億円プレイヤーにだって出てこないこともあります。
日本人の富は減ってきている
財運線はご本人様の満足度が出るため、以前は、力弱い切れ切れな財運線を観ても、周りと比べて自分の富は大したことないという謙虚な心情が財運線に出ているのかなって思ってました。
しかし、数年ほど前からこれは変だぞ、と思うように。
かなり悲観的なお話をさせてもらうと、日本人は全体的に2000年頃までと比べ、貧しくなってるんですよね。 (私の感覚では7,8割くらいの日本人が貧しくなってます)
謙虚さから弱い切れ切れの財運線になっているというより、頑張って働いてるけれど、それに見合うだけの財を貯める事ができないってことなんだろうと。
手相から祖国の衰退に気づかされ、悲しい。
新興国のタイ人の方が、もっといい財運線持ってる人多いんですよ~。
もうこれは、個人の努力ウンヌンの話ではなく、大きな器=国家の病なんだろうなーと悲しくなるのでした。
日本人、頑張れ!