2020年2月の読書日記~新型コロナに気を取られ

この記事は約2分で読めます。

こんにちは。地に足をつけた鑑定がモットーの手相師ミセスKです。

早いもので2月も最終日。今年は閏年なので2月29日があるんですね。ちょっと得した気分。

とは言え、今月は新型コロナウィルスのことが気になって、読書よりもネットにしがみついてました。

新型コロナは「自分や家族が感染するのが怖い!」ってだけの話じゃなくて、日本がどうなるかの分かれ道になる事件だと思ってます。

数年前から2019年辺りから日本経済落ちるだろうなぁと思って心の準備をしてましたが、消費税10%引き上げと新型コロナで決定的になりましたね。

みなさん、しばらく大変な日々になりそうですが、自分のベストを尽くして生き抜きましょう。

今月読んだのは2冊、途中で棄権したのが1冊です。

『「夫婦」という幻想』斎藤学

すごく勉強になった一冊。

副題は「なぜ、結局いがみあってしまうのか」なんですが、構造として愛だけでは続かないのが夫婦関係なのだから、お互いに努力が必要なんだよねって再認識させてもらえました。

本書に関しては、後日感想文的なブックレビューを書きたいと思います。

『ヒトは「いじめ」をやめられない』中野信子

こちらも勉強になった一冊。

動物界では特別な力を持たない人間は、共同することで生き延びてきた歴史があり、グループの中に馴染めない/生存の足を引っ張るメンバーを排斥する本能を持っている。

その本能を変えることは無理なので、いじめをさせない仕組みを作ることが必要だって話ですね。

それ、分かるわ。

私は団体行動が苦手なので、どちらかというとイジメられるタイプに属するんだけど、残念ながらいじめゼロを目指すのは無理だろうなって思ってました。

学校でいじめゼロを目指すよりも、子供たちには世の中には家庭や学校だけじゃない逃げ場を作ってあげる方が大切なんじゃないかと。

季節の変わり目である6月と11月はいじめが増えるって話も興味深かったです。

『贋作「坊っちゃん」殺人事件』柳広司

私にとっては初めての作家さんで、文豪・夏目漱石の『坊ちゃん』のオマージュ作品。

分類では歴史ミステリー小説とのことで、普段読まない分野。そのためかのめり込めず途中で断念しました。

ネット利用してるからか、老眼が進んできたからか、最近、読書が難しくなった気がします。すっごくのめり込めた作品ならいざ知らず、娯楽目的での読書が続けられなくなってきました。

今の文学界は、傑作・人気作以外は厳しいだろうなぁ。暇な時間は読書よりもネット検索の方が楽しい!って思う一般人の方が多いわけだし。