
こんにちは。地に足をつけた鑑定がモットーの手相師ミセスKです。
今回は人の才能について、書きたいと思います。
どんな人にも才能はある
どんな人でも何かしらの才能を持っています。
容姿端麗に生まれたのも才能。興味あることに没頭できるのも才能。幼い頃からお勉強が得意なのも、運動能力が高いのも、外交的な性格も、目立ちたがりなのも、一人でいることができるのも才能の一つ。
ただ自分の才能って誰かと比較しないと分からないモノだったりします。
私事で恐縮ですが、私が中学に入ったばかりの頃。一学年200人ばかりの中学校で当時、各テスト科目の成績を廊下に張り出していたんですが、入学早々の実力テストで国語の順位が2番だったんです。
1番の生徒は3年間総合トップの秀才君で、その次が私。ちょっとびっくりしましたが、確かに国語のテストを受けたとき「ほかの教科は難しかったのに、国語だけは簡単だったなー。こんな簡単な問題を出して国語の先生は優しいなぁ」と思ったのでした。
国語に関しては大して勉強せずとも常に成績は良かったですね。 ほかの教科はボロボロでしたが(涙)
私は成績が発表されたことで自分の能力に気づけたため、人との比較は大切だと思ったわけです。
才能とは分かりやすい才能だけじゃない
が、しかし、周りが優秀過ぎて自分の能力の特殊さに確信が持てない人もいます。
たまたま生まれてきた環境のレベルが高すぎて、ずーっと劣等感を抱いて生きている方もいますが、学力とかスポーツとか音楽とか、分かりやすい能力だけが能力ではありません。
人と比べて少しでも上手なことや、やってみて自分が楽しいこと、自然とできてしまうことがあるのなら、それがあなたの才能の卵かもしれませんよ。
仕事も才能次第
学力だけでなく、仕事でも才能が関わってきます。
芸能界でも実業界でも成功した島田紳助さんも「 この世の中は何の仕事もすべては才能」ということを仰ってます。
自分の才能に適した道で努力すれば伸びるけれど、その反対、自分の才能とは違う土俵にいたら、いくら頑張ったって結果は出ません。
私は国語が得意だったおかげで読書が好きになり、それは物語を読み解く能力を伸ばし、ひいては手相からその人の物語を読み解く力に結びついたんだろうと自己分析しております。
今は自分の適性にあった生き方をしていますが、これまでいくつか職を変えた中で、条件で選んだ仕事で、心底向いていない職業もありました。
向かない仕事をやっていた頃は駄目駄目ちゃんで自分に自信が持てずにいました。いつも職場に行くのが嫌でした。
たとえ収入が良くても向かない仕事は早めに辞めるべき、ってのを人生経験から学ばせてもらいました。向いてない仕事に就いてしまうと、どんなに努力してもうだつは上がりません。

時代によって変わる稼げる才能、稼げない才能
すべての人が何かしらの才能を持って生まれてきているはずですが、世の中に必要とされる才能は、時代時代によって違ってきます。
戦国時代の武士なら戦で必要な能力が求められるわけですが、江戸時代になると弓矢や剣よりも組織を動かす能力が求められ、「10年前なら大出世したような人材が、平和な世では使いモノにならず……」なんてことが起きるわけです。
2000年代であれば金融リテラシーがあると株運用なので大儲けできたことでしょう。でもAIが発達したのでその能力は機械に取って代わられ、今後はどうなるのでしょうか?
自分の才能を活かせ
どんな能力を持ってるかで現世でのポジションが変わってきますし、良くも悪くも、人が生まれながらに与えられるものは平等じゃありません。
でも、沢山ある精子の中から勝ち抜いて生まれ落ちた私たち。何かしら役目があって生まれてきたんだと思います。
もしかしたら、野比のび太のように“あやとり”の才能を持って生れて来た人もいるでしょう。あやとりが出来ても学校の成績がプラスになったり会社で出世することはないわけですが、たとえばYoutubeであやとり名人として活躍することはできそうです。
もしかしたら、あなたの才能は分かりにくい能力かもしれません。でもせっかく持って生まれて来たのだから、できたらこの世で活かして欲しいです。
まずは自分の才能は何か?を探してみてはいかがでしょうか?