
こんにちは。地に足をつけた鑑定がモットーの手相師ミセスK @mrsk777 です。
タイの10月は雨季から乾季への変わり目。酷く雨が降って交通渋滞が起きる日もありますが、徐々に気温が下がり過ごしやすくなります。日本と比べたら暑いんですけどね。
今月前半は結構読書に励めたんですが、後半から忙しくなり思ったほど読書に時間を割けない月となりました。ということで冊数少ないですが今月読んだ本&漫画をご紹介します。
『サイコパス』中野信子
この本はすべての人にお勧めですが、特にこれから伴侶を選ぶ人にはぜひぜひ読んで頂きたい。
そう、サイコパスは約100人に一人くらいの割合でいるので、あなたがこれまで出会った人の中にいる/いた、かもしれません。
特に男性に多いと言われてますが、女性でもサイコパスは存在します。自分が得するためなら人を欺くことも軽々こなし、しかも中には社会的に成功しているサイコパスもいるので、傍目には魅力的な人が多いらしいんです。
素敵な人だと結婚してみたらサイコパスでDV男に変身した!っていうのを事前に防ぐためにも、本書をぜひお読みください。
『だれとも打ち解けられない人』加藤諦三
ラジオの『テレフォン人生相談』でお馴染みの加藤諦三先生の著書を先月に引き続き読みました。
本書で一番心に残ったのが鬱になる人の特徴。私も元々はこのタイプだったな、と胸が詰まる思いで読ませて頂きました。
うつ病になるような人は(中略)、小さい頃、心理的に見捨てられていたから、大人になって、だれであっても求められることが嬉しい。詐欺師の言葉でも嬉しい。だからずるい人に騙される。皆に利用される。
誰とも打ち解けられない人 P190
この本を読んで思うのは、子供時代の親子関係って本当に大切なんだということ。その影響は大人になっても色濃く残っていく。
そこから乗り越えるのは相当な努力が必要なわけですが、本書では「誰とも打ち解けられない人」=うつ病になりやすい真面目な人が、どうやって克服すべきかを教えてくれます。
薄い本ですが中身は濃いです。私のことかも!って思い当たる方は一読ください。
『どうしても「許せない人」』加藤諦三
こちらも加藤諦三先生の著書。
目次を載せますね。
第1章:自分を「許せない」人–苛められる人、利用される人
第2章:「許せない」気持ちを我慢する人–おとなしい人、口下手な人
第3章:けっして「許してはいけない」人–悪い人、ずるい人
第4章:「許せない」ことが間違っている人–神経症の人、欲求不満の人
こちらも勉強になりました。
『村上春樹 雑文集』村上春樹
村上春樹さんが書いた短文の中で、まだ書籍化されていない文章を選んで編集された雑文集。
けっこう分厚い本ですが、それでも選から零れ落ちた文章もあるってことは、これまで相当な数の文章を書かれている証拠。あれだけの文章を書く人は、相応の鍛錬をされているんだなってのに納得です。
本書の中で、特に気になったのがこれ↓。あなたはどう感じますか?
漫画『ONE PUNCH-MAN』1~20巻 原作:ONE 作画:村田雄介
今月読んだマンガはワンパンマン。
先に原作者であるONEさん作画のネット版を読んでいて、荒削りなネットバージョンも好きなんですが、リメイク版である村田バージョンも面白いです。
日常的に怪人が現れ人々の生活が脅かされている(その割にみんな普通に生活している)世界で、怪人をやっつけるヒーローとして地味に活動していた“サイタマ”が主人公。
王道バトル漫画であれば、主人公は仲間と共に修行と戦いを重ね成長していく姿を描くわけですが、本作品ではすでに一撃(ワンパンチ)で敵を倒す圧倒的な強さを身につけたことで充実感などの感情を失ってしまったサイタマが主人公。しかも最強ヒーローなのにほとんどの人に軽んじられ慎ましい生活をしてるのが笑えるんです。
カテゴライズしたら『ギャグヒーローバトル漫画』でしょうか? 押さえるところは王道に則ってきちんと押さえ、それでいて他にはない世界観が面白いです。
最新になる21巻は11月に発売されるので楽しみ。
漫画『BEASTARS』11巻 板垣巴留
今月2019年10月からアニメがスタートしたBEASTARS。アニメのほうはまだ観ていませんが、マンガ単行本を少しずつ集めています。
大まかな内容は9月に書きましたので、ご興味ある方はどうぞ。2019年8月と9月の読書日記~読書の秋にやっと集中できた 面白いですよ!
2019年10月の時点で単行本15巻出ているので、早く読みたいけれど読み終わっちゃたら寂しいので、1か月につき1~2冊読み進める予定。
最近観ているアニメ
読書とは関係ないですが、最近『鬼滅の刃』のアニメ版を視聴しました。マンガは週刊少年ジャンプで読んでますが、アニメ版も原作の世界観を上手く捉えて面白いです。こちらもお勧め。