2019年8月と9月の読書日記~読書の秋にやっと集中できた

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こんにちは。地に足をつけた鑑定がモットーの手相師ミセスK です。

先月アップできなかったので8月&9月の読書日記を一緒にお伝えします。

ここずっと目がしょぼしょぼで読書に集中できない状態でした。あれほど読書好きだった私が!悲しいな~。

でも最近どうにか少しずつ本を楽しめるまでになりました。

BEASTARS 2~10巻

いま人気の漫画&アニメ『BEASTARS』。昨年、一巻を購入し、集める気満々でしたが紆余曲折あって(間違って紀伊國屋のオンラインショップで中国語版を注文・汗)やっと今年8月から集め始めることに。

読んでみてやっぱり面白かった!もっと早く集めればよかったわ。

少年マンガですが作者の板垣巴留さんは若い女性のためか、アラフィフの私も心惹かれる内容でした。ちなみにお父様も漫画家だそうです。

内容をざっくり言うと、肉食獣と草食獣が共存する世界で、ハイイロオオカミ(肉食獣)の主人公レゴシが、恋心を抱くウサギのハルやほかの草食獣たちのため、自分の本能と戦いながら肉食獣と草食獣とが共存できる世界を目指す学園ドラマ。

人間に置き換えてみると、男子の性欲に対し、理性と愛情&友情でどう折り合いをつけるかって問題にもなるので、私としては作者がどう答えを出すのか楽しみです。

ブルーピリオド5巻

東京藝術大学受験を目指すリア充矢口八虎が、悩みを抱えながら同じクラスの鮎川龍二の絡みが面白かった。10月に発売予定の次巻が楽しみ。

BEASTARSもそうですが、内容の深い漫画って心理学の本みたいに考えさせられますね。

『私が総理大臣にならこうする』大西つねき

著者の大西つねきさんは、日本だけでなく世界を変えようと「フェア党」という政党を立ち上げ2018年の衆議院選挙に立候補した人。2019年には山本太郎さんが立ち上げた「れいわ新選組」から参議院選挙で立候補されました。

大西さんの主張で私の心に残ったのが、

◆現在の金融資本主義は限界にきており、新しい仕組みが必要だ
◆誰かの借金が誰かの資産になるのは間違っている
◆お金よりも私たちの時間の方が大切⇒時間を有意義に使えるシステムを作ろう
◆戦後の日本はずっと米国の属国状況。私たちは自分の手で国を運営する覚悟が必要

こんな感じかな。

私が社会人になったのはバブル崩壊直後だったからか「右肩上がりの成長なんてもう無理じゃない?」なんて思っていたので共感しました。

ただ大西さんの提案するやり方を実行するには、実行者やその支援者が賢く誠実でないと無理だとは思うんです。ケインズ経済理論は理論どおりなら正しいけれど、間違った使い方するとマズイっていうのと同じですね。

それで言うと現在主流の「グローバル経済」もやり方間違えると破滅するのは同じ。

結局よい世の中を作るためには、実行者(政治家&官僚)とその支援者(投票権をもった私たち国民全員)が賢く誠実でなくちゃね。って思うのでした。

『自分に気づく心理学』『自立と孤独の心理学』加藤諦三

加藤先生の本を2冊続けて読ませて頂きました。

YouTubeでテレフォン人生相談を聞かせてもらってますが、なぜ加藤先生はそのような洞察をされるのかが気になり手にしたのです。

こちらは心理学を学びたい人や、心理的問題を抱えている人にお勧めの本です。

私は年内にもう一度読んでみるつもりです。

『聞く力~心をひらく35のヒント』阿川佐和子

阿川佐和子さんはオヤジ殺しと言われるほど、オジ様相手のインタビューがお上手だと知って読んでみました。

読んでみて、オジ様だけでなく全方向に使える話の聞き方だなーと感心しました。

そのうえ話を聞くだけでなく、仕事に取り組む姿勢としても参考になる内容でしたよ。

軽く読めつつ実のある話が詰まっているのでお勧めです。