消費税は必要なのか?10%では済まない話

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2019年10月から、日本では消費税が10%に上がるんですね。8%から10%だから、どうにか大丈夫って人もいるでしょうが、あなたは生活やってけますか?

海外に逃げても日本が滅べば同じこと

私は外国に住んでいるし、しばらく日本人相手のお仕事はお休みするので、日本の増税は直接関係ないのだけれど、それでも、日本国の栄枯盛衰は在外日本人の生活にも関係するので注視しています。

タイの日本人社会なんて日本の縮図。日系企業で働いている日本人とその家族がメインで、ほかは日本人相手に商売している日本人や、日本の年金を貰っている日本人などでしょうか。

なかにはタイ人相手に商売している人もいるけれど、扱う商品は日本食だったり日本語だったり、日本文化をリスペクトしてもらっているから成り立つ仕事が多いんじゃないでしょうか。そう考えると日本が衰退しても今と同じ生活レベルで生きていける日本人は1%いるかどうか。

だから私としては、日本がいつまでも元気な国であってほしい。だから右派・左派とわず、少なくない経済学者が指摘している消費税増税で日本経済が壊滅的被害を受けるって話が心配なのです。

消費税を増税したら、消費マインドは冷え込んじゃいますからね。

世界経済が後退しているときに

オリンピック後は不景気になるって言われてますよね。それなので来年2020年は不景気になるのは必須。しかもタイミング悪く米中貿易戦争などの影響で世界経済も鈍化しているから、

◆消費税増税で消費が冷え込む(2019年10月~)
◆オリンピック後の不景気がくる(2020年~)
◆世界経済の悪化(すでにヤバい)

この3つの危機で、体力の衰えた日本社会はますます元気を失うんじゃないかと心配なのです。

私たちの手で世界経済は変えられないし、いまさらオリンピックを中止しても不景気は避けられない。唯一どうにかなりそうなのが消費税の増税だけど、安倍首相が決断して中止してほしいなー。

社会保障に使われるのは消費税のたった2割

でも日本は高齢化で社会保障費がかかるから、消費税増税はしかたないでしょ?って思う人もいますね。私も少し前までそう考えていました。でも実は、消費税ってほとんど社会保障費に使われてなかったんです。

2014年、自民党は「消費税増収分は全額、社会保障に使います」と言っていたのですが、調べてみたら2割しか使われていないんだとか。残りの大部分は減らした法人税の穴埋めに。

おかげで大企業は内部留保という貯金を増やすことが出来たけど、一般人は貯金できなくなりましたね。

これじゃあ多くの日本人がお金つかえなくなっちゃいますね。私は絶対、消費税増税反対です!

あまり難しいこと、感情的なこと書いても読みづらくなるので、詳しくは、中田敦彦のYouTube大学観てください。とても分かりやすかったのでぜひどうぞ。