なぜ『ハウルの動く城』ソフィーが人差し指に指輪をはめたのか?

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みなさんこんにちは。手相師のミセスKです。

今日は私の大好きなジブリ映画『ハウルの動く城』のソフィーの指輪について書きます。

なぜ結婚指輪は左手の薬指にはめるのか?

突然ですがあなたは、結婚指輪はなぜ左手の薬指にはめるのか?不思議に思ったことありませんか?

手相学でみれば、幸せな家庭を願う人たちが左の薬指に誓いの指輪をはめるのは当然と言えば当然なんですよね。

なんせ薬指 (Ring finger )はアポロの指で、幸運を表すとも言われてますし、配偶者との関りを表す指でもあるからです。

手相で左手と右手の違いは流派により言われることが違ってきますが、左手は持って生まれた運勢を表すとか、プライベート面を表すなどと言われています。

幸福な家庭を求めるという意味で、左手の薬指に指輪をはめるのは手相学的にも納得なんです。

ハウルはなぜソフィーの人差し指に指輪をはめたのか?

先日、『ハウルの動く城』をビデオ鑑賞していたとき、おぉ!っと思ったシーン。

それはハウルとソフィー、荒れ地の魔女、犬のヒンがサリマン先生の追っ手から逃げるシーンでのこと。

ハウルは自分が追っ手を追い払うため、乗り物の操縦をソフィーに任せるのですが、その時ハウルは、ソフィーの左手人差し指にリングをはめるのです。

そのリングは赤い光で目標地を示してくれるリング。後にお話の謎を解く鍵となるシーンでは青く光ってました。

その大切な指輪を女性(ソフィー)の左人差し指にはめ、男性である自分(ハウル)は右手人差し指にはめるのです。

人差し指にはめる指輪の意味

人差し指は英語で Fore Finger (前方の指)または Index Finger(指針の指) 。手相学ではJupiter Finger (木星の指)と呼ばれます。

木星丘(人差し指の下のふくらみ)への入口となる指で、向上心や行動力、人を導く力、自信、外へ向かう視点などを表す指になります。

地味で内向的、「私なんて無理よ」と思い込んでいたソフィーが、人差し指にリングをはめることで自信と行動力を持ち、リングによって行き先を導いてもらうのは、手相学的にみて当然と言えば当然。

これが薬指や中指などほかの指では意味が違うのです。

右指と左指の違い

右手と左手については手相の学派で違ってくるのですが、私は主に、左手はプライベートなこと、つまり家庭や親しい友人や恋人などに見せる手。右手は社会的なこと、つまりは会社や学校などで見せる自分のことを表す手だと読んでいます。(両手比べて、人によっては逆になることもあります。)

ハウルは最初から、自分の右手人差し指に指輪をはめていました。

これはハウルが社会的な活動(戦争を妨害する活動)のための力を得たかったからなのでしょう。

ハウルがソフィーの左手人差し指に指輪をはめたのは、ソフィーに家族としての仲間を導く力を得て欲しいと、ハウルが考えたからなんだろうなーと、勝手に想像いたしました。

原作者が考えたのか、宮崎駿先生が考えたのか、どちらにしても観てスッと納得。

ソロモン環

人差し指の指輪と同じ意味合いになるのが、ソロモン環

かなり珍しい手相で、大衆を導く指導者的な資質をもつ人の手に出ます。人を惹きつけるカリスマ性を活かし、人びとを統率して目的地へ導く能力を宿す手相。

ソロモン環的な資質が欲しい人は、人差し指に指輪をはめるのも一案です。

ただし!

ソロモン環は強すぎる手相なので、ソロモン環があったからと言って幸せになれるわけではないと私は考えています。

目標を達成するまでの途中にあるなら、人差し指に指輪をはめていいのだけれど、危機を乗り越えた後は、人差し指から薬指に指輪をはめ替えてね、と手相師としてハウルとソフィーにはアドバイスを差し上げたい。

カップル同士で強いリーダーシップを発揮してたら、家庭はまとまりませんからね。