人類愛で世界を救う少女~エマ7つの手相#約束のネバーランド

この記事は約6分で読めます。

在しない漫画やアニメのキャラクター。彼らはどんな手相を持つべきか?彼らの性格や特徴などから手相師が妄想してみるマンガキャラに手相があったらシリーズ。

今回は、週刊少年ジャンプに連載されている約束のネバーランドです。

約束のネバーランドとは

『約束のネバーランドは、2016年35号より『週刊少年ジャンプ』に連載されている少年漫画。原作は白井カイウ、作画は出水ぽすか。

『このマンガがすごい2018年オトコ編』で第一位を獲得し、2019年1月からアニメも始まる人気作です。

人間を食う鬼が存在する世界。自分たちが育ち、孤児院だと思っていた場所は食用肉の飼育場で、優しい養母は鬼の手下だった、、、という残酷な真実を知り、そこからの脱走と生き延びるための場所を探し求める物語。その孤児院で育てられた11才の少女エマが主人公となって話が進みます。

※この記事は2019年4号に掲載された第117話までを参考に書いています。

エマとは

◆子供たちが暮らすGFハウスの最年長11才の3人の一人の女子
◆楽天的で理想を追求する性格
◆知能を鍛えることを奨励されるGFハウスで成績優秀者の一人
◆運動能力も非常に高く、銃の腕前は飛びぬけて優秀
◆自分たちは食肉として出荷される運命だと知り脱獄を目指す
◆脱獄の難易度などを考え、理想よりも実現可能な策を計画的に選択
◆孤立無援ではなく支援者や仲間に加わる者が出てくる
◆仲間はもちろん、見ず知らずの同類にまで救いの手を差し伸べたいと考える

それでは完璧少女?エマの7つの手相を見ていきましょう。

健康的な生命線

生命線

素晴らしい運動神経を持つエマ。彼女の生命線はよどみなくクッキリ伸びる生命線。

特別な体力を表す生命線も考えたのですが、しかしエマの最大の特徴は優しい心。

基本三線である生命線・知能線(頭脳線)・感情線のバランスを考え、健康的だけどあまり主張はしない生命線だと判断しました。

現実と理想とを備えたユニークな離れ型知能線

現実と理想の離れ型知能線

エマは知的な女の子ですが、知的な人の手相を考えるなら、知能線(頭脳線)がくっきり濃く出て停滞を表す島(アイランド)障害線がないことが条件になります。

それに追加して、下記3つが条件になります。

・生命線にくっついて出る→常識的
・横に伸び第二火星丘に向かう→現実的な思考力
・途中からカクンと斜め下の月丘に向かう→理想を追う

これらの条件が当てはまると、理想を追い求めつつ冷静に現実を観るエマの最初は第二火星丘に向かい途中で月丘に向かう離れ型知能線になります。

人類愛にあふれた感情線

人類愛にあふれた感情線

エマの手相全体を見て、一番強く出ているのが感情線になるはず。

形としては、感情線の先端がくっきりと枝分かれし、その一本が人差し指と中指の間まで伸びると、社会貢献を目指す人類愛に溢れた感情線になります。

自分の家族(仲間)だけでなく、見ず知らずの別ハウスの子供たちも一緒に助けたいと考え行動するエマなら、きっとこの感情線がキラキラと輝いているはずです。

人からの支援で伸びる人気運命線

人気運命線

孤児として育つエマ。遺伝的つながる親との縁は薄いわけですが、その代わりに周りに助けられて運命を切り拓くため、周りの人に恵まれ、人からの支援で伸びる人気運命線がくっきりと出ているはずです。

人気運命線の持ち主は、人に対して優しいですよ。

リーダー線

リーダー線

リーダー線は、目標に向けて人をまとめて引っ張る能力に長けた人の手に出ます。

GFハウスで年長者として小さい子達の面倒をみてきたエマ。外の世界に出てからは、たとえ相手が年上であっても同じ目標を提示し、それに向かって一致団結させる力を持っています。

リーダー線こぼれ話

実は、エマの手にリーダー線を入れるべきか、それとももっと強烈な先導者的なソロモン環を入れるべきか、ちょっと迷いましたが、第116話の時点ではリーダー線にすべきだと考えました。

ソロモン環は別の人に差し上げたいのです。

ちなみに線が薄く出るとマネージメント線になります。性格的にレイの手相はマネージメント線かもしれませんね。

成長する人の仏眼相

仏眼相

仏眼相は第六感があるとか、物覚えが良いとか、神仏に守られているとか言われますが、同じ仏眼相持ちでも、そのすべてに当てはまるわけではないようです。

仏眼相持ちに共通して言えることは苦労人だということ。

そしてその苦労を乗り越えることで人として成長していく感じなんですよね。

エマは食用児として育てられるという苦境の中にいますが、その苦境を乗り越え、人として成長していくはずなので、仏眼相は確実にあると思われます。

手相のお守り神秘十字

神秘十字

神秘十字は手相のお守り。大難を小難に小難を無難に、自然災害や人的災害などから守ってくれます。

神秘十字が大きければ大きいほど、大きな災害がやってくる可能性が。。。

それなので命の危険に晒されているエマの手には、くっきり大きな神秘十字が出ていると想像しました。

約束のネバーランドへの本音

アニメ化もされ、勢いに乗る約束のネバーランドですが、正直言って最初はあまりハマれない作品でした。

その最大の理由は、本当のお母さんのように信頼していたママ(ハウスの子供たちの面倒をみる唯一の大人)から裏切られたと知った後、意外とあっさり立ち直っちゃうところ。

知能が高いエマは現実を直視する能力が高いから、とも言えるんでしょうが、5才から12才の15人全員が3か月以内で気持ちを切り替えられるなんて、、、子育て経験のあるおばちゃん(私)からすれば驚き桃の木山椒の木。

それなので人気作品だと分かりつつ、手相を考える気になれず、、、この企画から外そうと思ってました。

でももう一度最初から読み返してみると、多少のツッコミ処はあるにしても、大筋では面白い!と感じるところがあったんですよね。

(私の大好きなHunter×Hunterでも、当初の設定では秘密の存在であるジンが、話しが進むと有名人だったことが発覚とか(^^;)

エマについては最初、良い子過ぎてちょっと苦手に思ってたんですが、孤児院で育った環境から『面倒見の良いお母さんタイプ』に育ったんだなーと考えると、なんだか切なくなり愛着が生まれてきました。

約束のネバーランドはワンピースのように長く続く作品ではないので、たぶんそろそろ終盤になるんでしょうが、最後にどうやって締めるか楽しみです。個人的にはハッピーエンドを期待したいなぁ。