アニメ&マンガキャラに手相があったらシリーズ。
今回は、『金の国水の国』という少女漫画をご紹介します。
金の国水の国とは
『金の国水の国』は岩本ナオの少女漫画。『このマンガがすごい2017年オンナ編』第1位を獲得しました。
隣り合う仲の悪いA国とB国。つまらないことでいがみ合い戦争に。
そんな中、A国の姫サーラとB国の青年ナランバヤルが出会い、それぞれの思惑などが重なり合って物語は進みます。
おとぎ話なんだけど甘すぎず、お姫様が出てくる少女漫画だけどふわふわしすぎない。
連載少年マンガと違って1冊全8話で完結するお話なので、少女漫画に慣れてない人でも読みやすいかもしれません。
サーラとは
まず最初に、その主人公であるサーラとはどんな人なのか?見ていきましょう。
交易で栄えるA国王の妾の娘。
100人ほどいる姫の一人で重要度は低い
ぽっちゃり体形。美人とは言えない
おっとりした性格
疎まれたり嫉妬されることがなくどんな人とも上手くやれる
国が豊かなため経済的に豊かな生活を送る
平和主義者
謙虚で自分の立ち位置を理解している
ナランパヤルと電撃的な出会いをする
美人ではないぽっちゃりな女性なので、一般的な少女漫画の主人公とは多少違ったサーラ姫ですが、どんな手相なのか観ていきましょう。
サーラ5つの手相
控えめな性格のサーラの手相は、全体的に線は強すぎず、品よくまとまっていると思われます。
その中で彼女らしさを表す線を5つ考えてみました。
家庭的な感情線

人差し指と中指の間に向かう感情線
手相の基本三線の1つである感情線は、その人の性格を表します。
人差し指と中指の間に向かう感情線は、心優しい家庭的なタイプ。家族や周りの人に愛情を注ぐ良妻賢母ですよ。
隣国との諍いに目を向けるより、大切な家族の健康を気に掛けるようなタイプですね。
月丘に向かう一般的な知能線
生命線からくっついて始まり、手首小指側のふくらみである月丘の上に向かう知能線は一般的な思考を表します。
夢や理想をみながらも、堅実的な生活を営めるバランスのよい知能線です。
バランスの取れた幸運を得るラッキーM

ラッキーM
手相の基本三線である生命線、知能線、感情線に運命線の中年期が揃ってできるのがラッキーM。
特別際立った何かを持つわけじゃないけれど、バランスの取れた人生を歩む幸せな人。
平凡ながら体と心が健康でやるべき活動がある人生こそが、何よりも大切なことだと思わせる手相ですよ。
結婚線に接する幸運のフィッシュ
幸運のフィッシュが線に接すると、その線の意味することに、大幸運が訪れる印。
結婚線は愛情を表す線。そこにフィッシュが出ているので運命的な恋人との出会いがやってくる印。
父や姉との関係まで変えてしまうほどの、強烈な異性と出会ってしまったサーラの手には、この恋愛線が薄くてもしっかりと出ているはずですよ。
パートナー線
パートナー線は、その人の人生の中心になるような異性のパートナーがいる証。
たとえ結婚していても、その相手が自分の人生のなかで重要度が最高位でなければ出ないようです。
サーラにとってナランパヤルが人生で重要度の高い人物ならば、きっとこのパートナー線が出ているはずですよ。
サーラのカッコいいところ
サーラの手相いかがでしたか?
私がサーラってカッコいいなと思うのは、自分は美人じゃないと認め、それを笑われる覚悟で好きな相手の立場を守ろうとしたところ。
ずっと続けばいいと思った「昨日を」
少しでも守れるなら
傷つくことなど
おそれている場合ではなかったのです
自分の弱さをさらけ出せる強さって素敵に映ります。
現実世界でも、自分の弱さをさらけ出すことで人生好転することは多いんですよね。
短いながら、いろいろ考えさせられる『金の国水の国』もしよろしければ読んでみてくださいね。