孤独から無双の剣士に成長した宮本武蔵の手相#バガボンド 

架空の人物である漫画やアニメのキャラクターに手相をつける『マンガキャラに手相があったら』シリーズ。

今回は、井上雄彦先生の『バガボンド』宮本武蔵です。吉川英治の小説『宮本武蔵』がベースで現在コミックが37巻まで出ていますが、完結しておらず長期休載中。今後どのように発展するかは未知数ですが、35巻まで読んで考えてみました。

原作と多少違いがあるようですが漫画の方だとご理解ください。

実在する宮本武蔵

まずは、、、宮本武蔵は、実在した人物。

負け知らずの剣豪で、1645年6月13日に61才?で病死。

身長は約180㎝、当時としてはかなりの大男。

佐々木小次郎と戦った『巌流島の決闘』や『五輪書』を残し、兵法家として後世に名を遺した人物です。

2刀流の剣豪というイメージで語られる宮本武蔵ですが、剣の達人というより”策士”だったという解釈もあるようです。

結婚はせず男子2名を養子にし、芸術作品を何点も残している。

バガボンドの宮本武蔵とは

では『バガボンド』における宮本武蔵とはどんな人物だったのかをまとめてみました。

バガボンド(37) (モーニング KC)

◆剣の道に生きる求道者

◆一流の剣士である父は毒親。母は家族を捨て別家庭を築く

◆親からの愛情を知らず「何故俺を生んだんだ」と激しい悲しみを抱える

◆孤独を埋めるため天下無双を目指す

◆自負心の強い暴れん坊

◆大柄な体躯に人並み外れた腕力と殺気の持ち主

◆故郷の村人からは“悪鬼”と忌嫌われる

◆幼馴染の又八とおつうには心を開く

◆おつうへのプラトニックな強い愛から「死」ではなく「生」を望む

◆人との出会い、数多の戦いを通じ、剣士・人として成長中

◆木彫りなどの活動も行う

バガボンド版・宮本武蔵の手相

では、武蔵の手相を手相師が勝手に想像してみます。

強靭な生命線と第二生命線

外に張り出した力強い生命線と、それを強化する第二生命線

これは身体を張って生きる漫画の主人公の定番ですね。

宮本武蔵も確実のこの生命線を持っていたはず。

一匹狼的な離れ型知能線

生命線から1㎝以上離れて始まる離れ型知能線。長さは薬指の下くらいまではありそう。

人と違った価値観を持つのが離れ型知能線。

目標に向かって貪欲に進む自分を持ったマンガ主人公タイプだとますかけ線

同じく主人公である桜木花道ルフィーエレンたちのような王道少年漫画の主人公だと上記二つを掛け合わせた離れ型ますかけ線になるはずですが、

武蔵はスラムダンクの流川楓に近い(でも流川よりは長めの)離れ型知能線になると思われます。

武蔵は意外と繊細な探究者的なので、ますかけ線っぽくないんですよね。

手首側から伸びる運命線

13歳で挑戦者として剣士を倒した宮本武蔵。

その後も長きに渡って剣の道で生きている彼には、手首から始まる長くまっすぐな一本の運命線があるはず。

人を導くソロモン環

まだ漫画の中には出てきてませんが、将来的に、『二天一流兵法』の開祖で外国語に翻訳までされた『五輪書』を残した男。今後、人を導くポジションに立つ男。

自負心も強いので、レア相であるソロモン環がでていても不思議ではないですね。

ピュアな恋心を持つ結婚線

ライバルの佐々木小次郎にしろ、幼馴染の本位田又八にしろ、手あたり次第で女遊びに勤しんでますが、武蔵はおつう一筋。

しかも一緒にいたいという自分の気持ちを抑え、おつうの幸せを願ったり、ピュアな愛情を持ち続けています。

そんな武蔵の結婚線は、1本だけ綺麗にまっすぐ伸びているはず。

困難を乗り越え人として成長するための仏眼相

第六感が働くと言われる仏眼相

人として成長するために試練を与えられた人、といったイメージの相です。目には見えない事象から悟りというか気づきを得られる人です。

これ、宮本武蔵にぴったりな相だと思います。

孤独を愛する土星環

「余人の想像の及ばぬ ただひとりの道を行く」武蔵。

一人で山に籠ったり木彫りを彫ったり、一人きりになって自己を見つめる武蔵の手には、孤独を愛する土星環が出ているはず。

職人気質的な人に多い手相です。

生まれ故郷から遠く離れる旅行線

旅行線は、生まれ故郷から遠く離れる人の手相。

武蔵は故郷である作州(現在の岡山県)宮本村を離れ、武者修行の旅へ出ているので旅行線は必須。

圧倒的な努力で大出世する千金紋

千金紋は不屈の精神を持った努力家の手相。努力もいろいろあるでしょうが、人一倍の努力ですよ! その努力が実って大出世する可能性を秘めています。

1年ぶりに武蔵と再戦した吉岡伝七郎も、その1年たゆまぬ努力を続けてきましたが、武蔵の努力には勝てず敗れ去ってしまいました。

武蔵の手には千金紋がくっきり出ていたけれど、伝七郎にはなかったのかも、と手相師として想像しています。

実は細かい線の多い繊細な手相

山で育った野獣のような武蔵ですが、実は元々繊細な子供だったように見受けられます。人一倍繊細だったから、心を傷つけないよう強さを求めたと。

大らか(鈍感)な人の手は、基本的な線だけがくっきり出ており、細かい線は見受けられません。ルフィーは確実にこのタイプ。

繊細な人は、細かい薄い線がいっぱい出ているので、宮本武蔵の手相は、全体的に細かい線が散らばっていると思われます。

繊細な水の手

手の平が縦に長くて、指もスラっと長いのが水の手

繊細な感受性を持ち、水のようにその場その場の環境にすぐ馴染める人。

山を師とする野人であれば、火の手風の手を思い浮かべるんですが、私の中でバガボンドの宮本武蔵は水の手としか思えないんですよね。

武蔵の手相で一番悩んだこと

これまで20人くらいの架空人物の手相を作ってきましたが、今回は迷うことが多く、このブログ記事を作るのに5時間ほどかかってしまいました。再読するのも合わせたらもっと。

バガボンドの読者なら、作者がこの作品にかける熱に圧倒されていると想像しますが。。。私も同じく圧倒されちゃって、右から左へサクッと手相を考えるなんて、おこがましく感じられたのもあります。襟を正して取り組まなくちゃなーと。

特に悩んだのは、自由奔放な人の手に出る『ビアラシビア』を入れるかどうか。

題名であるバガボンド(vagabond)は、放浪者や漂泊者という意味なので、そこから考えると故郷から遠く離れる旅行線と、ビアラシビアが浮かんでくるんですが、

ビアラシビアには ” ふわふわと動く浮雲、好奇心旺盛、型破りな自由人、束縛やルールが苦手 ” といった意味合いが含まれています。

巌流島の戦いでは、待ち合わせ時間より遅れるという型破りな奇策を弄した武蔵ですが、どうしてもバガボンドを読んでいる限り(35巻までを3回読んでます)武蔵にビアラシビアがあるようには思えないのです。

がんじがらめ、という訳じゃないけれど、自由にふらふら、している人ではない。

諸国を放浪している武蔵だけど、心は2つの場所、『剣の道』と『おつう』という大木の幹にしがみついていて、横に流れるんじゃなく、その幹を上に登っている感じじゃないかと。

それで今のところ、ふわふわ浮雲のようなビアラシビアは、武蔵の手に入れないことにしました。

後日読み返してイメージが変わったら書き加えるかもしれませんが。

心理的に深い人物なので、考え甲斐のある手相でした。

※この記事は、随時加筆修正しております。

スポンサーリンク



シェアする