実在しない漫画やアニメのキャラクターに手相師が手相をつけてみる『マンガキャラに手相があったら』シリーズ。
今回は、前にご紹介した南波六太に続き、『宇宙兄弟』から弟、南波日々人さん。彼も宇宙飛行士ですね。
南波日々人とは
◆小学生の時に兄・六太と宇宙へ行くことを決意
◆自分の中に『絶対』を持ち宇宙に向けて真っすぐ歩む
◆明るく天真爛漫、前向きさと困難に向き合う強い心で決して諦めない
◆何でも軽々できる人に見られがちだが実は誰よりも努力し苦労を周囲に見せない
◆おおざっぱで細かいことは面倒。マニュアルを読むより身体で覚えるタイプ
◆大学(自然科学系)卒業後JAXA宇宙飛行士選抜試験を受け合格
◆大物宇宙飛行士ブライアン・J始め多くの先輩や同僚から可愛がられる
◆臨機応変。問題解決のためには大胆な行動に出る
◆29歳で宇宙へ。月面で死の淵に立つ
宇宙飛行士とは
作中に出てくるJAXA理事長・茄子田シゲオ氏いわく、
「人という字は支え合っているのではない。支える者がいて、その上に立つ者がいる」
「あなた方(宇宙飛行士)は、表舞台に立ち、宇宙へと飛び立つのです」
また、宇宙飛行士の先輩である紫三世さんによると、
「人ひとりを打ち上げるために、何百人もの人達が係わってくる」
「彼らが俺たち(宇宙飛行士)を支えてくれるかわりに、俺たちは彼らの期待と夢を一身に背負って応えてやらなきゃならない」
これらを読んでると、宇宙飛行士ってお勉強できて体力あればなれる!ってものじゃなさそうですね。芸能人並みに、周りに可愛がられる、周りに助けられる存在なのでしょう。
それでは宇宙飛行士・南波日々人の手相をみてみます。
体力みなぎる生命線

二重生命線
宇宙飛行士たるもの、人並み以上の体力は必須条件。実際、長距離の移動も自転車でこなしてしまう日々人は体力満点。
親指と人差し指の間から始まるくっきりした生命線が、横に大きく張り出して、第二生命線もあるでしょう。
この形の生命線を持つ人は、精神的にも強い人ですよ。
わが道を進みながらミッションを遂行する離れ型知能線

離れ型知能線
自分の中に『絶対』を持つ日々人は、周りの常識に捕らわれません。周りの人がびっくりするような行動をしちゃうことも多々あります。
人と違った発想の持ち主である日々人の知能線は、生命線から離れて出発する離れ型知能線のはず。しかも生命線から1㎝以上は離れているはず。
自然科学系の知性と夢見る力をも持っているので、知能線の形は、スタート地点から第二火星丘(感情線の出発点の下辺り)に向かって横に伸びて、途中、中指の下辺りでカクンと斜めに折れて月丘(手首&小指側方面)に向かいます。
これで宇宙飛行士としてのミッションを遂行する能力と、夢を見続ける能力とを兼ね備えた知能線になります。
好きを貫く感情線

感情線
無邪気に自分の好きを絶対に貫く日々人。きっと感情線は中指の下、土星丘に向かって伸びているはず。そして月で事故にあうまでは、明るい前向きな感情を表す上向きの支線がいくつか出てたと想像します。
この感情線、悪くすると自分本位に情熱を燃やしてしまう可能性のある感情線なんですが、日々人の情熱はすべて宇宙へ向かったことで、うまくいったパターンだと思います。
宇宙飛行士を支えてくれる『人』が周りで応援してくれるから、表に立つポジションとして、自分本位なのが許されるのかも。
1つの道を歩む運命線

力強い運命線
日々人の運命線。どれにすべきか悩むところですが。
小学生の頃から宇宙へ行くこと一筋に勉強などに励み、夢を叶えたあと、大きな挫折を味わうも、宇宙飛行士としての道を模索し続ける日々人なら、美しい一本の運命線が手首側から真っすぐ中指の下、土星丘まで伸びていると見ました。
好奇心旺盛な旅行線

旅行線
好奇心旺盛で、アメリカやロシアはもちろん、宇宙まで旅する日々人には、両手にくっきりとした旅行線が出ているはずです。
好奇心旺盛で、異文化を受け入れる度量がある人が多いので、まさに日々人らしい線だと言えます。
生命線・運命線を貫く障害線
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生命線・運命線を遮る障害線
月面ミッションの事故により酸素供給が滞るという死の淵を彷徨い、命は取り留めたものの、人生そのものと言える宇宙飛行士という仕事の危機を迎える日々人。
生命線と運命線を同時に横切る障害線が29歳の地点に出ているはずです。
とは言え、その後の生命線と運命線が美しくクッキリ出ているので、障害は乗り越えられる形にしました。
2~3本連なる奇跡を呼び込む太陽線

3本の太陽線
2,3本くっきりと形よく出ているのは、人気運や名誉運が強い太陽線です。
明るい性格で人を引き付けるスター性を秘めた日々人なら持っていそう。
この太陽線は普通に考えれば不可能に思われる状況でも、奇跡的に乗り越えることができるほどの力強い幸運を持っています。
きっと日々人も持っているでしょう。
大物から目をかけてもらう寵愛線

寵愛線
NASAで尊敬を集める宇宙飛行士ブライアン・Jに目をかけられたり、ロシアでは国民的英雄の宇宙飛行士イヴァン・トルストイに可愛がられたり、大物から寵愛を受ける日々人なら、寵愛線がくっきりと輝いていることでしょう。
手相の話は以上です。
日々人の最終学歴を勝手に妄想
日々人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)になっちゃったとき、「あの日々人が!」と兄である六太と同じく驚いてしまったけれど、
日々人はこれまでも、障害があってもそんなこと一切表に出さず、一つずつ乗り越えてきたんじゃないかなーと、日々人の手相を作りながら想像しちゃいました。
たとえば勉強面とか。
日々人の最終学歴(妄想)
元の頭脳のデキは兄・六太が上で、小学校までの日々人はお勉強に苦心していたようだけど、
目標のために日々コツコツと勉強を続け、いつのまにか兄・六太を追い越すまでになった日々人。
そこで、彼の最終学歴がどこかは公表されてないけれど、勝手に想像させてもらうと、東京大学工学部(宇宙工学?)卒。
(ちなみにJAXA募集要項では、理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等の専攻が必須 )
普通なら院に進むところを、JAXA宇宙飛行士が募集されたため応募して合格したためJAXAに入社。。。ではないかと。
(募集要項では、3年以上の実務経験が必須なので、どこかで実務経験を積んでいたのかもしれません)
日々人の学生生活(恋愛/もちろん妄想)
大学時代は『DEATH NOTE』の高田清美のような才色兼備なクラスメートに言い寄られるも、「うーん。なんか波長合わない」ってことでスルー。
短期バイトで知り合った日本大学芸術学部写真学科の1つ年上の女の子(架空)と仲良くなるも、日々人は研究、彼女はカメラマンの助手アルバイトと忙しく、自然消滅。というのが個人的にあり得るとストーリーです。
日々人って見た目や肩書ではなく、何かに熱中している人を好きになるタイプっぽいので。
最後に
宇宙兄弟を読んでると、南波日々人って陽気な侍ボーイだけども、実は内面的には哲学的な武士なんじゃないかと思えてきました。
日々人、かっこいい。
アニメの方は第1期のあと時間が経ってますが、早く第2期も作って欲しいですね。
※この記事は、随時加筆修正しております。