結婚のメリット7つ。結婚を焦る必要はあるのか?

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みなさんこんにちは、手相師のミセスKです。

今回は結婚について考えてみます。まずは結婚のメリットとは何なのか?です。

結婚のメリット1:「結婚しなきゃ」という呪縛から解放される

どこかで読んだ話しですが、結婚して得られる一番の特典は「結婚」という呪縛から解放されることホントにそうですね。

いまだに結婚適齢期(死語?)にある男女で、それを感じる人は少なくないと思います。

私も独身時代はなぜか「結婚したい!」って焦ってました。女性メンターからは「私なら結婚焦らずじっくり選ぶわよ」と忠告受けていたにも関わらず。

結婚なんて焦る必要なし、って結婚を経験した私には思えるわけですが、まだ一度も結婚をしたことない人だと頭で分かっても感情的に納得しづらいですよね。

結婚の最大のメリットが結婚からの呪縛の解放ってのは納得です。

結婚のメリット2:子育てしやすい

シングルマザーで立派に子育てされている方も大勢いますが、心理的にも経済的にも、いまだに社会的にも、結婚したほうが子育てしやすいというのはあると思います。

夫婦仲が良好であれば子供にとっても両親揃っている家庭の方が断然いいのは言うまでもありません。

でも「結婚すると子育てがしやすい」には絶対条件があって、

・結婚することで家計が安定する
・DVや借金、不倫などの問題がない
・夫が子育てに協力的、あるいは十分な稼ぎがある
・夫が主夫になるなら、夫は家事育児が得意であること
これらの条件が最低ラインで、一つでも欠けたら結婚しても子育てにプラスにはならないでしょうね。

結婚のメリット3:配偶者控除や相続税などで優遇される

これも稼ぎ頭の夫または妻がある程度の額を稼いでる場合。

でも税制もそのうち変わって専業主婦(主夫)には冷たい税制になりそう(2019年5月現在)

夫婦ともに収入が少ないなら、結婚せず母子家庭になって補助受けた方がいい場合もあるかもね。

結婚のメリット4:社会的に認めてもらえる

昔は男女ともに「結婚しないと社会的に認めてもらえない」って風潮でした。

いまでも結婚式で親戚や会社の上司をお呼びすることで、二人の関係を社会的に認知してもらえるというメリットはありますよね。堅い職場で勤めていると、社会的な認知は今でも必要かもしれません。

とくに男性で昭和から続くような企業(途中で合併などあっても)にお勤めの人は、独身か既婚者かで昇進に影響はあるでしょうね。

これは家族を養わなきゃいけない既婚者は昇進させ、給与を引き上げてやろうという会社心だと思うのですが。

でも逆に女性では、管理職になるのは独身の方が割合的の多いのだそう。既婚者でも子なし女性が多かったりと、女性が家庭と管理職とを両立するのは大変なようです。

女性が結婚して社会的に認められるってのは、メリットその1と同じく結婚プレッシャーから逃れられるってだけなんじゃないかな?

結婚のメリット5:男女の安定した関係が得られる

結婚してもセックスレスなカップルはいるし浮気する人もいる。すべてのカップルが性的に安定するとは言えないですよね。

とくに共働き世帯の6割はセックスレスという報告もあり、共働き世帯の増えた若い夫婦達はますます男女の安定した関係を夫婦間で得られにくくなるかも。

女性は疲れるとそういう気分にならないですからね。仕事から帰ってきて家事育児までやったら後は体力回復のために深く寝りたいですもんね。

結婚のメリット6:孤独からの解放

毎日一緒に朝夕ご飯を食べて、一緒のベッドで寝起きして、休みの日は家族で出掛けるような生活がずっと続くのであれば、孤独からは解放されるでしょうね。

しかし結婚しても夫婦の会話はなく家庭内別居で寂しい思いをしている人たちがいるなら、結婚が孤独から解放とは必ずしも言えないはず。

夫婦なのに分かり合えないほうが、シングルでいるよりもっと孤独ですよ。

何より人は一人で生まれて一人で死んでいきます。たとえ家族に囲まれても孤独から解放されるなんて事はないんじゃないでしょうか。

結婚さえすれば孤独から解放される、なんて夢のような期待を持つと、期待に裏切られたときより強い孤独に苛まされ、離婚まっしぐらになっちゃいそう。

結婚するしないに関わらず、人は孤独な生き物なんだって腹を据えたほうが生きやすくなりますよ~。

結婚のメリット7:老後の安心

離婚の約17%を熟年離婚が占めるそうで、老後の安心を得るため結婚したものの、当てが外れたということも。パートナーが先立たれることだってあるしね。

結婚は、老後不安を解消するための対策の一つかもしれないけど、完璧とは言えないですよね。

ちなみに子供もそう。老後に世話してもらおうと子供を作っても、子供が助けてくれるとは限らないですからね。子供がニートになって親のほうが死ぬまで面倒みなくちゃいけないかもしれませんよ。

こうやって見ていくと結婚のメリットは多少はあっても、絶対ではないように思えてきました。

私が結婚した理由

あまり結婚に対してメリットを感じられないのに、どうして私は結婚という形式を選んだかというと、

1.もともと子供が好きで、子供のいる家庭を作りたかったから
2.外国人の彼と彼の祖国で暮らすために在留資格が必要だったから

2.については、観光VISAで出入りするか現地企業で働いてワーキングVISAを取得する、という手もあったんですが、彼と結婚したくない理由もなかったので結婚しました。

ちなみに、社会的必要性もなかったし興味もなかったので結婚式は挙げてません。お互いの両親と軽く食事をして婚姻届けを両国に提出したのみです。

子供への責任は絶対だから

私は結婚して子供を作った人間だけど、『すべての人間が結婚して子供を作るべき!』だとは思っていません。

子供を作ったら、子供への責任は確実に果たすべきだからです。

『べき 』とか『絶対』とかって言い切るのは好きじゃないけど、子育てに関しては絶対に譲れません。

子供を作るなら外で働くにしても、少なくても10年くらいは子育てをメインに自分の生活を考えるべきではないかと。

専業主婦になれ!言ってるんじゃないんです。子供が幸せなら、ママが働こうが専業主婦であろうが、どちらでもいいんです。結婚しようがシングルマザーであろうが。

だけども、自分が持つリソースを100%つぎ込まないといけない活動に従事するなら(たとえば起業とか部下持ち昇進とか)、無理して子供を作らなくてもいいのでは?と思うのです。

そんなこと言って少子化問題はどうするの!なんて怒られそうですが、

子供好きカップルに、4人5人と産んでもらって、教育費などは税金使って援助すればいいんじゃないかと。私は家計のこと考えなければ4人くらい欲しかった派なので。

子供を望まないなら、結婚を焦る必要ないんじゃないの?

私の手相鑑定のご相談者様の中には、お仕事バリバリできる女性が多いんです。手相を観た瞬間、バリバリとお仕事こなしている姿が目に浮かぶような優秀な女性たち。

そんな彼女たちからは、

「仕事は楽しくて続けたいけど、出産のタイムリミットも迫ってるから結婚を考えなくちゃいけなくて……」

というご相談が多いんです。

私の考えはすでに書いてますが、子育てしながら自分の持てる力を100%仕事につぎ込むことは無理です。

だから、子供ができたら仕事のレベルを落とさなくちゃいのがほとんど。それでも子供が欲しいなら子育てと両立できる仕事をすればいい。でも自分にとって仕事のほうが重要で、子供は「できたらいいなー」くらいの淡い希望なら、無理して結婚を急ぐ必要はないんじゃないですか?とお伝えします。

それと、

周りが産んでるから私も産まなきゃ!くらいの気持ちで結婚&子作りを急ぐのは、未来の結婚相手にも子供にも、そして仕事にも失礼じゃないかと

産まない人生ってのもアリなんじゃないでしょうか、と。

仕事と結婚&子育ての両立って

これから仕事と子育てを両立させたい!と願う女性の中には、

『責任ある仕事を完璧にこなし夫婦仲もよい素敵なお母さん』というキラキラな理想を描く人がいそうだけど、

実際は、かなり上手に回しているママさんでも、

仕事は周りの理解を得ながらどうにかこなし、夫婦はゴタゴタしつつも意見を擦り合わせ、多少は子供に寂しい思いさせながらも、日々をどうにか生き抜いているって状態なはずですよ。

それでも結婚&子育ては良いものだ

最後にフォローを。

結婚も子育ても大変だけど、私は結婚&子育てして自分が成長できて、本当に良かったなーと心から思っています。

ただし、私にとっては結婚したことがプラスになったけど、すべての人が同じではないので、結婚よりも仕事が大切な人にまで、結婚を勧める必要はないんじゃないの?という提案でした。