金運は気になるね
何度か書いていますが、やっぱり何だかんだ言って『金運』って気になる人は多いようですね。かくいう私も、金運を上げたいと思ってますし、ご相談でも少なくない方から金運のお話を質問されます。
私自身、生活に困ってるほどではないけど、残念ながら豊かな生活をしているわけではないので、大きなこと言える身分ではないのだけれど、
タイで日本人として生活していると、お金持ちのお宅をいくつか訪問する機会を得ていて、ある程度共通項があるので、それをシェアしたいと思います。
タイのお金持ちの生活
彼らがどんな生活をしているか?というと
祖父母の代からご家族で会社を経営
富は一日にして成らず。長期間かけて築き上げた富なので、土台がしっかりしている雰囲気。
3世代で大きな家に暮らしている
馬車馬のように働いた1代目(学歴は低い人の方が多そう)。その苦労を見て育った2代目(大卒以上でお勉強頑張ったタイプ)。周りに甘やかされて育った3代目(インターナショナル校かエスカレーター式有名私立校に通う。愛情たっぷり受けて育つ)。だいたいこんな感じの3世代家族が多いです。
子も孫も、兄弟は二人以上はいますね(一人っ子は夫婦共働きの中流クラスが多い印象)家族を大切にしています。
複数名の使用人
経営している会社の社員以外に、ご自宅でメイドや運転手、ガードマンなどを5人以上は雇っています。(中には20人以上雇っているお屋敷の方も)
物件と車
私がお邪魔した家は、どれも都心から少し離れた車が必要な場所だけど高速に近く意外と便利、都心ほど空気は汚れておらず、祖父母と孫にとって住みやすい環境というのが共通していますね。
中華系が多いので玄関は風水が施されている家もあれば、アメリカンな家も・・・その辺はそれぞれのご家庭で違いますね。
彼らは主な自宅以外に複数物件を持つのが当然、と思って話を聞いてる方が無難です。親からプレゼントされたマンションを賃貸(現地採用の日本人の月給くらいの額)にしてるとか普通のことなので「いま部屋が空いてるけど誰か借りる日本人いない?」とか聞かれたり。
車はベンツ、BMWなどの欧州車が多く、当然のように複数台あり、ガレージには家族の人数以上に車が並んでいます。(タイでも大衆車扱いの)日本車はあまり見かけないです。
子どもの送り迎えはベビーシッターが運転手付きワンボックスカー(前後が衝突されても安心&渋滞にはまっても中で子供が眠れるように)で行い、母親が専業主婦なら必要な時に学校に出向いている模様。
お札は向きを揃えましょう?!
そんなタイの中華系富裕層たちとお付き合いしてみて、1つ分かったことがあります。
それは、
お札の向きを揃えるという
手間はかけない。
「お金を貯めるために、お札は向きを揃えましょう」という話を、日本語で読み聞きしたことがありますが、
私が知り合ったタイ人富裕層の全員が、お札の向きを揃えるなんてことはしていませんでした。
あ~あ。それ知った瞬間、ガクンと力が抜けてしまいました。。。だって私、それ信じてお札は向きを揃えるのが癖になってすからね。日本の富裕層はお札揃えてるのかしら???
そして、「お金が貯まる」と言われる長財布は使用していましたが、同じく「お金が貯まる」と言われる金色の財布を持っている人は今のところ見たことありません。
タイは日本と同じくキャッシュレス化が遅れているので、日常的に現金を持つ必要があり、必然的に大きな長財布を持つ人が多いのでしょうが、「お金を貯めるために長財布!」という感覚はないんじゃないでしょうか。
ほとんどが中華系なので、ご自宅の玄関に風水のお守り?みたいなものを飾っているご家庭はありますけどね。日本の風水とはちょっと違う感じ。
富裕層に共通するお金の使い方
お札の向きや金色の長財布は見かけませんが、
使うべきところでは惜しみなく
不要なところには一切支出しない
という点は富裕層に共通しています。
もちろん、相当額の収入がある人たちなので「スーパーのチラシを見て、どこよりも安い大根を買う!」ような、限りある大切な時間を使ってまで節約術に勤しむことはないですが、
安全・健康・教育・家族のためには惜しみなくお金を使うが、ケチなところはケチだと思います。
そういう意味で、本当にお金を大切にしているなー、見習わないとなーと感心させられますね。
お金をどうやって貯めるべきか。そのためにどうやって得てどう使うべきか。という思考が彼らには出来ているんだと思います。
収入を増やし支出を減らす
彼ら富裕層のと同じ生活パターンを、私のような一般人が手に入れることは難しいのだけど、少なくとも、
収入 >支出+貯蓄 という堅実な生活を長期的に続ける
少しでも収入を上げるように努力し、その収入の範囲内で貯蓄までするように頑張る。
私のようなお金儲けの能力が高くない人間にとっては、地に足をつけコツコツ貯め続けるしかないかもなーと、中華系お金持ち(富裕層)の知人宅を見て思うのでした。