みんなが気になる金運
手相鑑定時によく聞かれる質問が “金運” について。3人にお一人くらいの割合でご質問いただきます。やっぱり気になりますもんね。
金運=お金をえる運、とひとくちに言ってもいろんなパターンがありますよね。
大きく分けて3つ。
・宝くじや遺産相続などで大金を得る
・自分の仕事で稼ぐ
・投資をして稼ぐ
今日は投資について私が思うことを書きます。
投資を考えるなら
投資とえば株、不動産、FXに仮想通貨などを思い浮かべると思います。その時代時代に流行りがあったりしますよね。
株にしろ、不動産にしろ、FXにしろ、仮想通貨にしろ、投資で失敗しないために必ず覚えておきたいことは3つ。基本的なことなので、「何を今さら」と思われる方も多いと思いますが、一部の方によく考えて欲しいので書きますね。
1.信用取引(借金)しないこと
銀行から資金を融資してもらって不動産投資や仮想通貨につぎ込む人をテレビなどで紹介しています。いわゆる信用投資ですね。
信用取引なんて言うとインテリっぽいイメージですが、実際の所はただの借金です。
一部の投資初心者の中には、信用取引のことを通常の投資手法のように思ってしまってる人がいるようですが、それって危険だなぁーと思います。一時的にならそれで儲ける人もいるかもしれませんが、長期には難しいはずです。
景気は循環します。
今は(実感ないけれど)好景気ですが、そのうち落ちます。世界的に有名な投資家のウォーレン・バフェット曰く、
「借金せず冷静さを保てれば、暴落は好機になる」とのこと。
日本語にもありますよね、貧すれば鈍す。金銭的に余裕がなければ正しい判断ができなくなるって不変の法則だと思います。
パフェット氏は投資費用を借金して調達することは、それが少額であったとしても恐ろしいニュースに触れたら適正な判断は下せなくなるから勧めないそうです。
投資をするなら自己資金(自分のお金)でやりましょう。
2.余剰資金で投資すること
自己資金だったとしても、数日、数か月、2,3年後に必要な生活費を投資に回すのはNGです。
何故かと言えば、いつ相場が値動きするか、いつ不況が来るかは誰にもわからないから。
自分の仕事も順調で日々の収入に困ってない時期には気づきませんが、不況になって給与が減ったり人員削減にあったりすると、生活資金が枯渇しちゃうこともありますよね。
また、たとえば病気になったりとか、急な高額出費が必要になることだってあるかもしれません。
そんな時に貯金がなければ、せっかく購入した投資商品を現金に替えなくてはいけなくなるかもしれません。現金に換える時期に高く売れるならいいんですが、不況で購入額より安くしか売れないとしたら手数料ばかり取られて損する可能性も。
投資をするなら余剰資金を投資に回すのが一番ですよ。
3.買い時と売り時を考えること
買い時を考える
2008年前後のサブプライムローン(米国の住宅ローン)破綻時には、多額の借金を抱えて自宅を手放し損した人が大勢いる反面、
その後に抵当流れの住宅を、安く手に入れ得をした人たちもいました。
ビッドコインもまだ安かった2016年までに購入していれば、儲かったんでしょうけどね。
売り時を考える
米国元大統領ケネディの父で、ウォール街で大活躍した相場師ジョセフ・ケネディは、
靴磨きの少年までが株式の話をしだしたことで、株式市場の非正常さを見抜き、大恐慌前に株を処分して、事無きを得ているんですよね~。
今は売り時?買い時?
日本の地価は前年より上がり、日本の平均株価は前年より上がってますね。ビットコインも3年チャートでみてかなり上がってます。ドル-円は10年単位でみてドル高円安傾向ですね。
2018年6月現在、私だったら投資に新規参入はしないです。自己資金も大してないですし。逆に売れるものがあれば良かったのですが(-_-;)
手相でみる投資のタイプ~知能線
では最後に、手相で真逆な考え方を持つ投資タイプを見てみましょう。
石橋を叩く慎重なタイプ
石橋を叩く慎重なタイプを手相で表すと。
生命線の途中から知能線(赤)が出発するタイプ。あまり冒険をしない慎重派。しかも小指に向かって伸びるのはビジネスの才能がある人です。
石橋を叩くタイプの人が安全な運用をしたいならば、最低でも2年間無収入でも生活できるだけの貯金をして、それでも余ったお金で始めるのが良いんじゃないかな。
心の平安を得るためにも、ローリスクな投資を探しましょう。
いますぐ投資を経験したいタイプ
コツコツ貯めるんじゃいつまで経っても投資なんてできないよ!という人もいるでしょうね。
生命線から離れてスタートする離れ型知能線を持つ人は、冒険好きなタイプ。
もしもあなたに家族を養う義務がないなら、遠回りせず今すぐ投資にチャレンジするのもアリですが、リスクについてもちゃんと調べてから始めましょうね。
このタイプが投資でやっていくためには、コケても立ち直れる強さが必須です。
手相でみる投資のタイプ~感情線
『投資をするときは感情を捨てるべき』
それは感情線を観ればわかりますよ。
投資をするときには特定の株に感情を入れ込み過ぎると周りが見られず、本当に伸びる株を見分けることが難しくなります。投資には思い込みは禁物です。
投資に必要なのは頭の使い方だけではなく、感情を観る感情線も重視します。
投資に向く感情線

短い感情線
感情の起伏が激しいのは人間らしいのだけど、投資には不向き。
まっすく横に伸びる乱れのない短めの感情線が一番です。
最後に
ほかにも手相によって(性格などによって)投資には向き不向きがあると思います。
私はご相談者様から投資についてご質問が多いので、投資に必要な資質とは何か?をいろいろ調べてみましたが、自分には投資は無理だと実感。
投資の能力がない人もいる、というより投資能力が低い人の方が多いってこと、肝に銘じておきましょう!
手相師としては、投資能力より透視能力のほうが欲しいわ(笑)