当たる当たらない手相の話
占いの良し悪しを、当たるか当たらないか?で判断する人がいますが、私の手相鑑定はそんな方にとっては、あまり当たらない占い、に入るかもしれません。
まったく的ハズレなことばかりお伝えするのは、さすがに占い師/手相師としてどうかなーと思いますが、当てることを目標にはしていません。
当てることを望むなら『占い』ではなく『透視』してもらった方がいいんじゃないでしょうか。でも残念ですが?私には透視能力はありません。
手相で分かること
手相とは、自分を見直すための判断材料の一つだと私は考えています。そんな手相で分かることは、
・これまでのご苦労
・つらい経験有無
・思考の癖
・強み&弱み
・感受性
・身体エネルギーの強弱
・精神世界への傾向
・運
などなど他にもありますが、手相は変わるもの。ある時点ではそう読めた未来がその後、変ってしまうことも少なくありません。
変ることのない生まれた日付で観る占いと違って、手相は努力によって悪い鑑定結果を変えることだってできるからです。逆に怠惰で良き運勢を逃してしまうこともありますが。
当たる当たらないで判断するなら
「〇〇になれますか?」というご質問に対し、
〇〇になるのは微妙だけど、〇〇の勉強をしている内に、別の☆☆という道が拓けてきそうな場合、
「〇〇頑張ってみるといいですよ」とお答えするかもしれません。
でも結果、これってハズレにカウントされるんでしょうね。
また、「好きな人に告白した方がいいですか?」というご質問があったとして、恋が成就する可能性は低いけれど、言わずに諦めたら一生後悔するだろうなーと思えたなら「どうなるか分からないけれど、まずは勇気をもって告白してみてはどうですか?」とお答えするかもしれません。
「フラれるはずだけど告白した方がいい」と伝えたら、告白せず諦めそうな場合は、その辺ぼかしてお伝えするかもしれません。
ほかの占い師さんがどうかは分りませんが、当てる事を目的にするより、質問者さんが幸せになることを考えてくれる手相師に私はなりたいなーと思っているからです。
それにね、例えば、全然ダメな手相だった場合、「あなたの人生はもうお終い。これ以上高望みせず、残りの人生細々と生きなさい」という占い結果をご質問者さんは受け入れられるでしょうか? これは大袈裟な例ですが、当たる占いをお望みなら、最悪な結果が出ても受け入れる覚悟で占ってもらうべきだと思いますよ。
でもほとんど、観えた通りに
相手の幸せを考え結果をお伝えするかも、と書きましたが、ケースバイケースです。
どちらかというと稀なケース。基本、すべて観えた通りにお伝えしています。
相手が喜ぶであろうことだけを言う占い師さんなんて、私自身が信じていないので(^_^;)
また、これは駄目だよ!って思える場合は、ズバズバとキツイ事を言わせてもらいます。だって「来週、銀行強盗へ行くけれど成功しますか?」ってご質問に、成功しますよ!ってお答えするわけないですよね?
ということで基本、私は、観えた通りにお答えしていますが、当たる当たらないでは判断して欲しくないと考えております。