人は遺伝子に支配されている
ここ最近、遺伝についての記事を読んでいます。今世紀に入って人間のゲノムが解読されましたが、やっぱり遺伝の影響って少なくはないのですね。
全てが遺伝子に支配されている、わけじゃないですが、肌の色や身長などの体格、体臭や禿げなどは、大きく遺伝子に影響されているそうで。
生まれつき長距離向きの筋肉を有する人は、短距離で世界を目指すのはむずかしいのだそう。あと、恐ろしいことに、数学的能力も遺伝が大きな役割を果たすそう(-_-;)
遺伝だけでなく、環境や本人の努力で結果はちがってくるはずですが、
私のような数学的能力が乏しい人間が、微分積分とか確率統計などの高度な数学を学ぶためには、人の3倍5倍の頑張りが必要になるはず。もしかしたら10倍かかるかも(-_-;)
同じように文才も遺伝の要素が大きいのだとか。文章なんて練習すればどうにかなりそうですが、それでも元々文才を遺伝で引き継いだ人と、そうじゃない人が同じレベルに乗るためには、そうじゃない人は相当な努力が必要になるようです。
才能と努力
たとえば、才能が5段階評価、努力が5段階評価だとして、この二つを掛け算したのが表に現れる能力です。
才能が1しかない人でも努力を5すれば、1×5で現れる能力は5になります。逆に才能が5の人でも努力が1しかしなければ能力は5で同じ結果になります。
でも…。
野球のイチロー選手のように努力を5している人に才能が5あれば、才能が1~4しかない人は、何をやっても勝てません(-_-;)
厳しい世界に身を投じることは、合計ポイントが(5×5で)25くらい必要になります。
メジャーで活躍するには25ポイント必要だとして、才能が4しかない人はどうすれば良いのか? そのときは20ポイントあれば活躍できる日本野球界で頑張るとか、フィールドを変えて挑戦するのが得策ではないでしょうか?
進む道を探すときに
遺伝子の影響が大きいというのは、夢みる分野に才能がない人間にとっては残酷だけど、自分の進む道を探すときには避けては通れないと思います。
蛙の子は蛙と言いますが、あなたの親が適性に合った職業についているのなら、あなたも親の職業を視野に入れてみるのもいいかも。
ただし二世タレントで成功する人としない人がいるように、適性とチャンスが目の前にあっても、大成しない人もいますけどね。
才能と努力、それに加えて本人のやる気が必要なのかも。