私の宝くじ最高額
日本では、ジャンボ宝くじを買われる人は少なくないですよね。海外在住の私も、たまに帰国時に買っています。
これまでの私の最高額記録は、2018年春にバラで買った10枚の内、300円と3000円の計3300円が当たったとき。3000円の支出で収入3300円ですから、たった300円の黒字でしたが、それでも実験に成功したので嬉しかったです。
というのも「手相に金運のスターを描くと宝くじは当たるのか?」という実験をしていたのです。結果はたった300円のプラスなので「多少は運気が上がる」程度でしたが。
元々の私は「生活に必要なお金には困らないけれど、蓄えるほどのお金は来ない」という手相なので、こんなものなのかも。
余談ですが受け取り期間内に帰国できなかったので、日本に住む近親者に「パッと何か美味しい物でも食べて」とお願いして使ってもらいました。
いつもお世話になってる近親者に喜んでもらえ、レストランにも少額ながら儲けてもらい、私もハッピーです。
宝くじが当たって金欠から脱出した話
上の話よりも数年前のこと。私は金欠でした。
自営業だった夫のビジネスが不調のため、貯金を食いつぶしてやっとの生活。必死で仕事を増やしても追いつかず、家計簿と今後の日程表を眺めると、破綻するのが目に見えてました。
「来学期、子供たちの学費が払えない……」
少人数制の私立校のため学費が高く、家計を圧迫してたのです。
うちの子は幼稚園ですでにプチ登校拒否。思い切って少人数制の園に替えてみたところ、みるみる順応したので、また学校を替えるというのは精神的にキツイものがあり。
その時期は寝ても覚めても、お金をどうやって手に入れるか? 考え続けていました。夫には相談せず、一人で。夫に相談するのはイコール、夫の収入の低さを突くことになるので。
夫が宝くじに当選!
そしたらあと1週間でアウト!という時期に、夫が宝くじに当選!
まさかの奇跡。
現実は小説より奇なりとはこのことか!と思ったものです。
きっとあれは、私の潜在意識が「本気でお金が必要」という情報をキャッチして、私たちにプレゼントしてくれたんだと思うのです。
当選金の使い道は、
・子どもの学費(三分の一)
・夫のビジネス資金(三分の二)
に消えてしまい、貯金に回したり贅沢したりはまったくできませんでしたが、そのぶん宝くじに当たって不幸な結末を迎えずに済みました。
そういえば、作家の村上春樹さんも似たような経験があるそうですね。
借金の返済でどうしても3万円が足りなかったときに、目の前にちょうど3万円が道に落ちていて……という経験が。
どうしてもお金が必要で、それが正しい方向ならば、どこからともなく助けがやってくる、と私は信じています。
思い込みって『念じる力』でもあるので、けっこう大切なんじゃないでしょうか。
当時はまだ、手相と出会っていなかったのだけど、きっと夫と私の手には、自然と金運のスターが輝いていたのかもしれませんね。