手相鑑定の途中で、ご相談者さまから最初に頂いたご質問が変わることがあります。
たとえば今の会社が嫌で転職したい、私は転職できますか? というのが最初のご質問だったとしても、やり取りするうちに、ご本人さん自身も気がつかなかった本当の悩みが出て来て、
そちらを解決できれば転職したいという気持ちが治まってくる、などは代表的な例ですね。
そういった本当の悩みとご質問内容が違っている場合、手相がチグハグだったりすることが多いので気がつくんです。アレ?なんでこんな手相になの?って。
手は口ほどに物を言う、のかもしれませんね。
でも本当の悩みって、ご本人さんがあまり意識したくない事だったりするのでお聞きして大丈夫かな?って考えることもあります。
が、結局、私が気がついた点に関しては、聞きづらいことでもズケズケと質問しちゃいます。
私自身、自分のことって見落としてしまい、人に指摘されて理解できたことも多々あるので、せっかくお金を払って頂くなら、気がついた分だけは質問させて頂くことにしています。
それまで見えなかった点が見えてくることで、少し嫌な思いをするかもしれませんが、次の一歩を踏み出すきっかけにはなるはずですもの。
本当の悩み本当の夢
悩みについて思う事をもう一つ。
悩みは人それぞれ。生まれてこの方、悩んだことがない人は皆無なはず。
私も多くの方のお悩みを伺ってきましたが、実は悩みを解決するための答えは、その人自身の中に存在している場合が多いです。
手相鑑定の結果をお伝えすると「薄々気がついていました」というご感想を頂くことも少なくありません。
ご自分でも薄々気がついていた答え。
その答えに真っ向から向き合いたくなかったり、半信半疑だったりで、答えから目を背ける場合もあるのかなーと。
あるいは、フェイク(偽り)の目標を掲げる人もいますね。
医者になりたいちう夢があったとして、心の底の本当の理由は医者になりたいんじゃなく、親に認めてもらいたいからってこともありますよね。
たまたま医者の適性がご自分の資質にマッチしてたらいんですが、無理に作り出した夢って、夢が叶っても苦しむことになりかねないです。
〇〇になりたい! という目標が心から本心から生まれたモノなのか? 何か本当の目的を叶えるためのフェイクなのか?
一度考えてみるのも大切ではないでしょうか。