アニメキャラに手相があったらシリーズ。
今回は、アニメ&映画にもなった『宇宙兄弟』の主人公、南波六太(なんばむった)さん。実写映画版では小栗旬さんが演じてましたね。
南波六太とは
個人的に、なぜ31歳の時点で奥さんも彼女もいない設定なのか?不思議ですが、南波六太さんの性格はこんな感じ。
◆当初、自分は不運に縁があると自己評価が低かった
◆神経質で細かいことを気にする几帳面な性格
◆スイッチが入ると複数情報を同時に処理する能力がある
◆観察力、記憶力、行動力の持ち主
◆発想力と創造力、斬新なアイデアでチャンスをモノにする
◆会社員時代、設計を手がけた車での受賞歴もある技術者
◆弟のために相手に向かっていく弟想いなお兄ちゃん
◆仲間想い。仲間と良き思い出を作れるよう行動
◆31歳で無職になり紆余曲折後、宇宙飛行士を目指す
◆32歳でJAXA宇宙飛行士候補生となる
◆宇宙飛行士になってからは恩師との約束を果たすべく月面望遠鏡建設に情熱を注ぐ
そんな宇宙飛行士・南波六太さんの手相を想像してみました。
大きく張り出す生命線
宇宙飛行士選抜試験に残れる人は頭脳だけでなく体力も必要なので、生命線はエネルギッシュな外に張り出す形。この生命線を持つ人は精神的にも強い人です。
六太さんは自己否定的なところはあっても芯はしっかりしているので、この生命線を選びました。もちろん、親指の付け根あたりから生命線までのふくらみ金星丘もハリがあってふっくらしているはずです。
自分の好きで一流になる理系的な二重知能線
南波六太さんは工学博士という学歴の高さ。それでいて複数の情報を同時にこなせるタイプ。そのため知能線(頭脳線)は二本出ている二重知能線だと観ました。
まず一線は生命線の起点から始まる常識的なタイプで、横にまっすぐ伸びる現実的な思考ができつつ、夢を追いかけ一流になれる素質があるガクンと下に折れる知能線。
それともう一線、生命線から離れた場所に出る知能線は固定観念に囚われないイノベーションができる離れ型知能線。
最低でもこの2線はお持ちなはず。
潔癖で控えめな愛情を持つマイナス思考な感情線
家族想い、仲間想いの南波六太さん。でも、ふだんは心の内を表に出すことはしません。
また、潔癖症な面があって、価格ラベルシールの剥がし忘れとか、カーテンがちゃんと吊るされてなかったりとか、細かいところに気が付く人。
きっと人差し指と中指に向かいつつ手前で終わる一途で家庭的な感情線を持っているはず。
人の心はコロコロ変わることからも分かるように、感情線は変わりやすい線なんですが、最初の頃は自己評価が低かったので、感情線の下に細かい支線が出ていたと思われます。
30代前半から強まる運命線
南波家は何だかんだ仲良し家族。お母さんや弟さんからの陰ながらの応援で子供時代の夢であった宇宙飛行士を再度目指すことになった六太。
運命線の出発は家族との関係が強い金星丘から。若いころは薄く、宇宙飛行士を再度目指した31才から濃くまっすぐ伸びるはず。
外国と縁がある旅行線
外国と縁がある人や、生まれ故郷から遠く離れた地で暮らす人の手に出ると言われる旅行線。
好奇心旺盛で、異文化を受け入れる柔軟性もある人です。
アメリカやロシアでの長期訓練が必要な宇宙飛行士・南波六太ならきっと持っているはず。
発想力の源、直感線
開発チームで難航していたローバーの改良や、太陽光を利用した月面基地内の改善など、技術者としての経験があっての成果ですが、ある種の閃きを内から取り出す能力があるから。
そんな南波六太は、直感線を持っているはずです。
ただし、随時出ているのではなく、スイッチが入ったときに出てくる直感線になるんじゃないかと観ました。
人から慕われる人格者がもつ陰徳線
陰徳線を持つ人は、思いやりがあり愛情あふれる人で自分の良心に忠実で人に慕われる人格者です。なかなかのレア相ですよ。
関わってきた人たちから広く推薦を受けて宇宙へアサインされた南波六太さんなら持ってそうです。
陰徳線は後天的にできる線なので、宇宙飛行士となって周りからの信頼を勝ち取るごとに、線が増えていくのでは?と推察しました。
太陽線に接する幸運のフィッシュ(魚紋)
宇宙飛行士になるためには、知能・体力・精神力が十分に備わっているのは当たり前!
それにプラス、運が良くなくてはいけません。運も実力のうちって言いますからね
南波六太さんの手には幸運がやってくるフィッシュ(魚紋)が出ているはず!と勝手に想像しています。
ただしフィッシュはずっと出ている訳じゃないので、六太の母がJAXAに応募書類を提出するちょっと前あたりに出てきてたんじゃないかと推察しました。
女性読者も楽しめる宇宙兄弟の魅力
『宇宙兄弟』を知ったのは、とある手相師さんがご自分のブログで「面白い!」と感想を書かれていたから。アニメ化&実写化もされた人気作品で、確かに面白いです!
男性向け漫画雑誌モーニングに現在進行形で掲載されていますが、女性でも楽しめます。仕事の話が出てくるので多少むずかしいかもしれませんが、小学生でも読めるはず。
『宇宙兄弟』では南波六太をはじめ、登場人物たちが個性的、かつ現実的で、彼らの発言や行動からいろんな学びがあり、マンガだからと馬鹿にできないほど、よりよく生きるためのヒントが詰め込まれています。
佐渡島庸平さんのマーケティング
本作が大人気漫画となった背景には、作者である小山宙哉さんの才能もさることながら、彼を支える元編集者・佐渡島庸平さんの力も大きかったはず。
佐渡島さんは現在、作家のエージェント会社『コルク』代表取締役社長。彼が講談社で編集者をやっていた時、『宇宙兄弟』を広く知ってもらうためにやったマーケティングが「女性読者を増やすため、東京の美容室に第1,2巻を送って美容師さんに読んでもらい、よければお客さんに口コミしてもらう」というもの。
きっと、「面白い!」とご自分のブログに感想を書かれていた手相師さんも、口コミの口コミの口コミくらいで宇宙兄弟に出会ったのかも。そして私は、口コミの口コミの口コミの口コミで出会ったのでしょう。
運も実力のうち
いいかムッタ
これは信じていい
「運も実力のうち」だ『宇宙兄弟』第2巻
作品が売れるためには作者の力は必須ですが、それを支える人の力も大きいはず。作者を支えてくれる人が現れるかどうか、作者の運次第。その他もろもろ運によるのが人生。
実力と運の相乗効果で、読者を魅了する素敵な作品となった宇宙兄弟。面白いし、何より人生の勉強になりますよ。
最後に
難関ポストを手にした南波六太さん。ハイスペックな能力だけでなく人間性も素敵。
それで最初は、彼のような人と結婚できたら幸せだろうなーと思ったりもしましたが、彼の心をゲットするのはなかなか難しそうですよね。
美人に目が行ってしまうわりに、容姿だけで惚れ込むことはなさそう。。。伊東せりかさんのように美人でなおかつ、六太自身がリスペクトできる相手でないと、恋愛にまで辿りつけない人。
心に金ぴかがある男性だからこそ、相手にも光る何かを求めてくるはずで。。。
その代わりリスペクトできる相手と一緒になれば、たとえ外で美人に目が奪われても、気持ちが離れることはなさそう。。。ってことで、やっぱり六太さんみたいな男性は結婚相手としてお勧めですね。