私は両親共働き家庭で育ったのだけど、女性が働きながら家庭を持つのは大変だなーと思って育ちました。
でも女性も男性と同じように大学進学率は増え、社会で活躍する優秀な女性も増えたのだから、ぜひ、女性が働きやすい日本になって欲しいのだけど……。
いまだに働く女性が子育てと仕事を両立するのは大変
日本の家族・子ども向け公的支出は先進国のなかで最も低水準。
政府は、私的領域=家族=に育児をまかせきりのまま、女性を「男並み」に働かせようとしているとしばしば批判されています。 地域の高齢者に育児家事を手伝ってもらう方法 | 育児サバイバル | 藤田結子 | 毎日新聞「経済プレミア」働く母親の負担を軽減するために、地域の高齢者が活躍しています。今回はその現状を報告します。 日本の男性の家事時間は先進国で最低水準 「2011年働く女性の実情」(厚生労働省)によれば、6歳未満の子どもを持つ共働きの親が育児や家事に費やす時間は、夫が1日約1時間、妻は約5時間半。日本の男性が家事・
どんなに能力ある女性でも、1日は24時間しかありません。男性と同じくらい職場で活躍し、その後、休む間もなく家事と子育てとに時間を取られるなんて、能力が高く責任が重い女性ほど板挟みになりやすい環境がツライですね。
私は海外在住者だけど、日本で子育てしながらお勤めする自信はなし(^_^;)
子どもがアトピーっ子なので夜な夜な何度も起きて面倒見なくちゃいけないし、(産んでみないことには、育児に費やす時間は読めない!)これにプラス、仕事と家事の両立はむずかしそう。日本だと手抜き母には世間の目が厳しそうだしね。
その上に、親の介護まで加わったらもうどうすれば良いのか分からないでしょう。
海外のワーキングマザー
私の住んでいる国では3世代家族、しかも奥さんの実家に旦那さんが入る「ますおさん家庭」も多く、
うちのお隣さんは赤ちゃんが生まれると、50代のおばあちゃんが早期退職し、お孫ちゃんを育てています。
実母が面倒を見てくれるからお母さん自身も安心してお仕事できるみたい。
家計に余裕があればお手伝いさんを雇うのも一般的なので女性がキャリアを中断せずに働き続けられます。
社会保障はあまりないけれど、女性が働きやすい環境は整っていて女性の社会進出は男性並!女性が働かなくちゃ回らない社会とも言えますが。
子育て経験者や高齢者がワーキングマザーをサポート
上の記事では日本のワーキングマザーのサポートとして、公的育児支援「ファミサポ」(ファミリーサポートセンター)やシルバー人材センターが紹介されています。
「ファミサポ」は保護者と有償ボランティアである30〜60代の子育て経験会員とをつなげる公的サービス。
シルバー人材センターは利用者から頼まれた仕事を、仕事を探すシルバー世代に紹介する公的機関。家事や子どもの送迎、預かり保育なども利用可。
両サービスとも1時間1,000円前後という価格だそうです。
万が一の子供の病気もサピーターが近くに住んでいるのなら安心して仕事と子育ての両立ができそうですよね。
女性がキャリアを中断せず働き続けることができ、社会にとってもプラスとなるはず。
サポーター側としても、子育てという自分のキャリアを再度活かせ、社会とつながることができて金銭以上に得るものが大きいんじゃないでしょうか。
もしも私が将来、本帰国するなら、手相師とファミサポの両立とか良いかもなーなんて考えてしまいました。
こういったシステムが上手機能して、双方が有意義な生活を送れると良いですよね。
疲れ切ったシングルマザーに対し、西原理恵子のアドバイス
マンガ家・西原理恵子さんからの4歳と2歳の子を持つ疲れ切ったシングルマザーに対するアドバイス、その通りだなって納得したのでご紹介しますね。
子育て中の主婦は24時間働いてそれが永遠に続く。休みがなく誰からも褒められずギャラもなく有給休暇もない。
男性も自殺者がたくさんいるくらい大変なように主婦たちも戦場にいる。
でも、子どもがいる以上は歯を食いしばらなくてはいけない。溺れていても這い上がらなくてはいけない。これだけは自分でやらなくてはいけない。
子育てが大変なら大嫌いな姑でも市役所でも持って行ってください。子どもに関しては必ず助けてくれます。
生きていれば誰かに嫌われるものです。母親やっていると周りからアレコレ言われがち。それは仕方のないこと。
部屋が汚くても、店屋物でも、汚い服着せててもいいんです。無理しないでください。
親子だから愛し合えるというのは妄想なんです。泣く子も放っておいけば泣きつかれて寝る。昼間は日に当てて疲れさせ、自分の睡眠時間を確保してください。
母親業は戦場なようなものだけど暇よりも良い。つらいことも悲しいこともたくさんある方が楽しい。
ホント、世の中きれい事だけでは生きていけないです。
そりゃあ、お掃除された綺麗な部屋で栄養バランス満点の食事を出すほうがいいに決まってますが、それ以上に、養育者が倒れないことの方が大切。それは介護も同じでしょうけどね。
完璧な親なんていません。私の知る限りはゼロです。
だから自分のできる限りをやれば良いんじゃないでしょうか。
でも絶対に子どもが居るのなら、溺れても這い上がらなくちゃダメ。精神的に強くならなくちゃダメ。
100%は目指さず図太く生きるママになりましょう。
何だかんだ大変でも、子育ては自分を成長させてくれるますからね。