もう遠い、
私がお姉さんだっ頃の話(笑)
当時私は26歳で、仕事に恋に、忙しくしていました。
が、
ちょっと仕事が大変で、当時つき合い始めた彼に寂しい思いをさせてしまったのか、すぐにフラレちゃったんですよね~~~(大涙)
その彼、私の恋愛史上もっともハンサムでもっとも知的でもっとも尊敬できる人でした。
たぶん当時の私の目はハートマークだったに違いない!
それくらい好きだったのに……。
仕事頑張らなきゃ!って焦って、思うように自分を解放できず……素敵な彼に対しても上手に愛情表現できず。
それ以外にも彼が幻滅するような点があったのかもしれないけれど、ともかく私は彼にフラレたわけです。
で、
そんな私はどうしたのかと言うと……。
一晩大泣きした後、翌日にはケロッと仕事へ。
頭でっかちな仕事モード女になっていたおかげで周りの人は私がフラれたなんて気づかなかったはず。
でも、
それから半年たった頃、心にぽっかり穴が空いてしまい、仕事もやる気が失せ、もうどうでもいいやって気持ちになってしまいました。
感情ロス
私の勝手な造語ですが、『失恋の痛み』という強い感情を抑えつけてしまったばっかりに仕事頑張るぞ!っていう前向きな感情まで消えてしまったのです。
肉親が亡くなると四九日間喪に服する習慣が日本にはありますが、あれは、死者の魂のためでもあるけれど、大切な人を亡くした遺族の心を癒やすためでもあるはず。
悲しい時はちゃんと悲しんだほうが良い。
失恋したときだって、心はちゃんと悲しんでいるんです。
無理して笑顔でやり過ごした後でヒズミを生み出すよりも、心に素直になって失恋の悲しみを受け入れてあげた方が良い。
忙しい現代、失恋のための喪に服するのはむずかしいけれど、夜、一人になった時くらいは毎晩、いっぱい泣いてしまっても良いんじゃないでしょうか。
あなたの涙があなたの心を癒してくれる日が必ず来ますよ。そしていつか、あなたにとっての幸せがやってくる日が必ず来ます。今は安心して思いっきり泣いてください。