チャレンジに失敗はつきものだから
チャレンジには失敗はつきもの。
初めてのことをやってみて、初っぱなから上手にデキる人はそうそういません。
一度、二度と失敗してもメゲず、それでもチャレンジし続けた人がやっと手に入れるのが成功なのです。
失敗を怖れていてはチャレンジできません。
チャレンジしなければ成功も満足感も得られません。
失敗を怖れずチャレンジするか、失敗しないようチャレンジを止めるか、どちらの道を選ぶかはその人次第。
ただ、私個人の考えを書かせてもらえば、何もしなければ現状維持さえむずかしい……。
そして、チャレンジに失敗はつきものだからやり直しがきく若いうちに、できるだけ多くのチャレンジをすべし!です。
遠回りしても若ければやり直しがきく
将来のために一生懸命頑張る!
素敵ですがでも、その頑張っている対象が実は間違っていたら?
昔は花形職業だった「電話交換手」。今のような電話システムがなかったころ、電話と電話は人が間に入ってつなげたそうです。
その電話交換手になるため一生懸命努力し、いざ、就職活動してみたら、自動システムが出来上がっていて努力が水の泡。それってとても切ない状況ですね。努力したものが無駄でした、なんて。
そんな無駄な経験も若い内なら一つの貴重な経験。いくつもの無駄を経験して自分の幅を広げてみるのもいいでしょう。体力も気力もあるので失敗を恐れずチャレンジあるのみ。
でも人生ゲームの中盤以降に入っているなら、頑張る道がどんな道なのか? 自分に適した道なのか? 見極めてから進めた方がいいのではないでしょうか。すべてを失う覚悟がない限り。
年を重ねたらできることは限られてくる
年を重ねれば重ねるほど残念ですが選択筋は減ってきます。夢のないこと言って申し訳ないけれど、それが現実。
でも、限られた条件の中で、いかに自分がハッピーになれるか? いかに自分を活かせるか?が鍵。
富も名誉も愛も生き甲斐もアレもコレも全部! と欲張らずに、
自分が本当に大切だと思うことに焦点を当て、そこに目的を集中した方がいいのではないでしょうか。
つまり年を重ねたならば、目的の断捨離が必要ということです。
チャレンジは若いうちに?40代以降の起業
私は今、40代。20代で一度起業してますが、30代は子育てに捧げました。そろそろ自分のための時間を作ろうと思い立って活動し初めたところですが、これまでとは全く違った分野への参入は考えていません。
未経験の分野でプロとして食っていきたいのなら、若いうちからチャレンジし続けることが肝心だと考えるからです。
ちょっと待った!資格の勉強の前に考えるべき大切なことでも書きましたが、中年期以降にビジネスシーンで芽を出し活躍した人たちの経歴をみると、
若い時からチャレンジし続け、失敗を重ねたのちに成功しています。
逆に中年期以降に初めて新しい一歩を踏み出し失敗された方を多い。25歳で起業し、5年後に失敗したとしても30歳までなら就職という選択もありますが、35歳で起業し40歳で再就職っていう道はかなり厳しい。
また、子育てや親の介護など家庭での責任がある世代は、自分の意思だけでは前に進めないですもんね。
とは言え、40代で起業し(しかも海外!)最初は大変ながらも軌道にのせた人をリアルで知っています。その人が40代で起業を成功させた要素はいくつかあって
・ご家族の理解があった
・それなりの資金があった
・体力があり健康だった
・地頭が良かった
・副業を本業化
・仕事の技術をすでに持っていた
・慎重さと行動力とのバランスが良かった
・肝が座っていた
・人に助けられる徳のある人だった
足りないのは経営ノウハウだけでしたが、窮地に陥るたびに助けられるという人徳の持ち主なので必要な経営ノウハウも自ずと入ってきたのでしょうね。
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40代、50代、60代で初めての起業はかなりの博打。軌道にのせられない可能性は高いです。
それでもまったく駄目!ってわけじゃない。ケースバイケース。
自分はできる状況か否か?一歩踏み出す前に冷静に見つめてくださいね。そして踏み出す気持ちがあるのなら、できるだけ早めにチャレンジ!
時は金なりです。
必要ならば手相師としてご助言差し上げることもできますよ!