ラッキーM(M型)の手相

ラッキーM
『ミラクルM』とも呼ばれています。
産まれたばかりの赤ちゃんの手にもある手相の基本3線生命線と知能線と感情線。それらにプラス運命線から作られるのがM型。
1000人に一人なんて言う人もいるようですが、そこまで珍しい訳ではありません。
ただし私が『ラッキーM』と判定するときは、くっきりと綺麗な形状で出ている生命線、知能線、感情線と同じくらい、運命線も濃く綺麗に出ていることが条件です。
Mをつくる知能線と感情線の間を走る運命線は、35歳から55歳頃という働き盛りを表しますが、その時期に目的を持って活動している人ならば出てきますよ。
「やりたいことが分からない!」って人も多い世の中で、何かしら目的がある(運命線が出ている)のは、それだけで幸せなのかもしれませんね。
綺麗な形状の生命線、知能線、感情線を持ち、中年期に頑張れる活動(仕事など)をしていたら、ラッキーMあるはずですよ。
ラッキーMがない人の特徴
専業主婦
専業主婦の女性だと、35歳以降の位置に運命線がないことが多く、そのためラッキーMではない人が多いですね。
たとえ働くにしても週3回のパートくらいでは出て来ないです。
ただ専業主婦でもご主人のお仕事のサポート(社長夫人として社員へのフォローや経理業務を行うなど)や、地域活動(地域のまとめ役やPTA会長など)、趣味(セミプロ並みの腕前)などで主体的に活動していると、運命線が出てラッキーMになる場合があります。
運命線がないのはガツガツ生きなくても生活できる幸せな人、とも言えます。M型でなくてもラッキーですよ。
運命線がない人or運命線が薄い人
働いていても運命線がない人、薄い人がいます。決まった業務をこなすだけで主体性がなければ、運命線はなかったり薄かったり。
収入を得るためにだけ働いている
でも誰もがみんな、仕事が好きって訳じゃないですよね。収入を得るため働いているけどお金があれば働かない、って人は少なくない。そうなると運命線は薄めになり、M型の手相にはなりません。
生命線、知能線、感情線がともかく濃い

くっきりした基本三線
あるいは生命線、知能線、感情線がとても濃くて、相対的に運命線が薄くなることがあります。
基本三線が濃いのは吉相ですよ。健康的で頭の回転も良く、情熱を持って生きている証拠ですからね。
たとえラッキーMにならなくても、健康・頭脳・情熱さえあれば、それだけで丸儲けです!
ますかけ線と離れ型知能線
知能線と感情線が一本になったますかけ線や、生命線と知能線が離れている離れ型知能線では、運命線が出ていてもM型になりません。
ますかけ線も離れ型知能線も、一般的な価値観から離れたタイプなので、いわゆる平凡の中の幸せとは縁遠いのでしょう。
ますかけ線

ますかけ線
ますかけ線は、知能線と感情線が一体となっているのでM型が作れません。
豊臣秀吉や徳川家康が持っていたとされるますかけ線。
王者の手相と言われ、芸能人やスポーツ選手、政治家、社長など、成功者に多い手相ではありますが、実際には勝ち組もいれば負け組も存在する、ノルかソルか勝負の手相、といったイメージ。
浮き沈みの激しい手相になるため、ますかけ線はM型とは対極の手相になります。
離れ型知能線
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離れ型知能線
離れ型知能線は生命線と知能線が離れているためM型が作れません。
離れ型知能線は人とは違った思考の持ち主で、変わり者。そのため平凡な生活を送るのは難しくなります。
逆に言えば、個性的で常識に囚われない意外性を秘めた思考の持ち主なんですよ。
ラッキーMにならないからと言って、不幸というわけじゃありません。
M型手相の誤解
最後にもう一つ、M型手相についての誤解。
ミラクルとは、『奇跡』とか『神業』のこと。M型のことを『ミラクルM』と呼ぶ人もいるため、特別な幸運が手に入る手相のように勘違いされている方もいるのですが、
実は、 M型の手相は、何よりもバランスの良い手相。
必要な学業を得て、結婚して、仕事ができて、親しい人に囲まれて老後を迎える……って感じの、平凡な幸せを歩む暗示と言えます。
基本的に、波乱万丈な人生になりやすいますかけ線や、一般的な価値観に距離を置く離れ型知能線がM型になれないのはそのため。
また、起業家や芸能人、アーティストや有名スポーツ選手など、私たちがイメージする成功者たちは波瀾万丈な人生を歩む人が多いのでM型にはなりにくいです。
日常の平凡な幸せを手にする……これこそが実はミラクルなこと。
ミラクルMがあれば人とは違った華々しい人生を手に入れる、という訳じゃないんです。