手相では右手をみるか?左手をみるか?どちらかな?って問題があるわけですが、どちらを観るかは手相の流派で違うため手相師さんによって、言ってることがバラバラ。
たとえば、
手を組んときの上の手とか、女性は左手・男性は右手とか、前世は左手・現世は右手とか、先天運は左手・後天運は右手とか。
解釈はまちまちですが、現代では両手を観る手相師さんの方が多いようです。
私が手相を観るときは、両手を確認させてもらいます。
■左手は生まれ持った運命&自分の内面
■右手は後天的な状況&社会に見せる外面
と大まかな予想を立てて観ますが、最終的にはお話を聞きながら判断します。
対面の手相鑑定であれば第一印象を大切に、特に目を引いた側から観ていきます。
大脳と手相は関連があると言われていますが、脳には右脳派と左脳派があるわけですから、手相を観るときも左右どちからに固定せず、まずは両方観ます。
左右の手相、似ている人とまったく違う人
人によっては左右の手相がほとんど同じという人がいるのですが、逆に、まったく違った手相になる人もいます。
手相が似ている人
ひとつ言えるのは、右手と左手の手相(とくに感情線と知能線)が似ている人は
素直であまり裏表がない人です。
時の流れに身をまかせ、穏やかでアクセクしてない人が多いですね。
産まれたばかりの赤ちゃんは左右とも似たような形が多いです。(今のところ、極端に左右が違う子どもを観たことないです)
それでやっぱり、と言いますか、左右の手相に差が少ない人のほうが生きやすそうですね。
左右の手相が違う人
逆に左右で手相が違う人は、
◆外面と内面がまったく違う人(裏表のある人)
◆元々の性格を変えてきた人
のどちらかになります。
元々の性格を変えたというのは、もともと内向的だった人が一念発起して人と関わるようになり、外交的な性格を手にしたとか、苦手分野を克服して自分を鍛え上げたとか。
見た雰囲気は穏やかでソフトな印象だけど、実際は自分の価値観がしっかりあって意見を曲げない芯のある人の場合は外面と内面が違ってくるので左右の手相も大きく違ってきます。
本来は女性らしいまろやかな性格だったのが過酷な環境に身を置いたため強くなったって場合も元々の性格が変わってしまったので左右の手相も変わってくるでしょうね。
左右の手相があまりにも違う人
あまりにも違っている場合は、環境もしくは自分の意思で自分の人生を変えていった人ですから、わりと波瀾万丈になりやすいですね。
中にはいま苦労していても生き方次第では大成する可能性を秘めた人もいます。
ただ無理している分、本当の自分はどんな人間なのか?見失っていることもあるようです。ときには自分自身を見つめ、本当の自分を解放してあげるように注意しましょう。
極端に左右が違う場合、ご本人は周りに本当の自分を理解してもらえなかったり、必死に生きている場合が多いです。