科学者が語る『生命のバカ力』~サムシング・グレート

この記事は約4分で読めます。

村上和雄先生の『生命のバカ力 (講談社+α新書)を読みました。ふざけたタイトルですが(笑)かなり感動モノですよ!

村上和雄とは?

村上先生は元々は、農業が専門。日本で行きづまりアメリカに渡り医学部で研究。そこで高血圧に関係ある「レニン」の研究を開始、筑波大学開校にともない日本に帰国。筑波大で「脳内にあるレニンの純化」に成功。

こうやって文章にするとすごいエリートが順風満帆な研究者生活を送っているというイメージが浮かんできそうですが、

本書を読むと、悩みながらも前向きな気持ちで目の前の課題に真剣に取り組むうちに、火事場のクソ力が発揮され、運が味方についてくれた! ってことがよ~く分かります。

変態と勘違いされるほどの行動力

「レニン」細胞は脳にもあるのか? という長年の問題に答えをだすため、研究を始めるのですが、それが一筋縄ではいかない。

「絶対にできる!」と信じ、知恵を絞って、研究に必要な牛の脳を分けて欲しいと東京の食肉センターにお願いするも「変態」と勘違いされ、何度も通ってやっと提供してもらい、

筑波大の研究チームやその周りの人を巻き込んで手弁当で脳の皮むきをし……やっとの思いで脳内のレニンを発見♪ 世界中の研究者が集まる学会で発表。

各国の研究者たちからは「日本は経済大国になったから大量の牛を輸入できた。だから出せた成果なんだろ?」と勘違いされたそうですが、

「輸入じゃありません。食肉センターで分けてもらって皆で皮をむいたんです」と説明したら学者たちは驚いていたんだとか。

壁にぶち当たっても研究を続ける

おおかたの研究所が研究費の工面に四苦八苦しているのでしょうが、村上先生は知恵をしぼることで資金がなくても研究を続ける道を見つけたことがスゴイ!

その後も壁が何度も訪れるのですが、そのたびに悩みながら前に進んでいき、必要に迫られ、遺伝子工学の研究を始めます。

医学分野の研究をしていても遺伝子(DNA)なんて素人。

しかも仏パスツール研究所やハーバード大といった大物研究所がリードしていた中、後発組の筑波大は苦戦。

サムシング・グレート(偉大なる何者か)

前に進むことができずに諦めようかと思い悩んでいた頃、たまたま外国でばったり、日本のDNA研究の第一人者に遭遇。

その先生がバックアップしてくれることになり見事、目的の研究を達成できたんだとか!

そんな村上先生は、

遺伝子の研究を続けることで「サムシング・グレート(偉大なる何者か)」が存在するのでは?と考えるようになります。

これまでの研究の中で幸運としか言えない何か大きなものに導かれている感覚。そして、研究が進みクローン羊はつくれても一から生命をつくることは不可能。

遺伝子という、すべての生物に備わっているものが人間であろうと大腸菌であろうと似たような設計図で書かれている不思議。

そんな素晴らしいDNAを作り上げたのは、ただの偶然とは言えそうにない! 私たち生命を作り上げたサムシング・グレートとは一体何なんだろう???

科学者と不思議世界

まさか第一級の科学者が不思議世界と同じことを考えてるなんて……面白いな~と思いましたが、幸運が欲しい!と思うなら、サムシング・グレートが喜ぶ生き方、

つまり、

毎日をわくわくと楽しく生きる、前向きな気持が大切だと村上先生は考えているようですよ。

潜在意識を利用して自分の能力を高める、って話はスピリチュアル系の世界ではよく言われることですが、中にはスピリチュアルが苦手で、信じない人もいるようですね。

でも、科学的にも証明できる話なんですよ!

潜在意識が遺伝子に働きかける

『生命のバカ力』という本の中で科学者である村上和雄先生は

潜在意識にはたらきかけるとは、じつは遺伝子にはたらきかけることであり、心をコントロールすることによって、眠れる遺伝子を覚醒させる、あるいは起きている不都合な遺伝子を眠らせることができる。

私たちは膨大な量の遺伝子(生物の設計図)を持っていますが、その3~10%しか使われていないそうです。

遺伝子の中には、癌を引き起こす遺伝子、老化を早める遺伝子……逆に、病気の発動を抑える遺伝子、老化を遅らせる遺伝子などなど、まだ解読できない未知の遺伝子もあるようですが、遺伝スイッチがONになっているのはたった3~10%だけ。

90%以上の使われていない遺伝子の中にある良い遺伝子はスイッチをONに、迷惑な遺伝子はスイッチOFFにしたいものですよね。

医者からも見放された癌患者が、ポジティブ思考で完治した話を聞いた人も居るでしょうが、遺伝子の働きがその理由だったんですね。

能力を開花させるために

また、能力が開花する人とそうじゃない人の違いの一つは、「物事に集中する」ことだそうです。

スタート地点で能力は五分五分でも、取り組む集中力の差で結果が違ってくるそうです。

そういえば、脳科学者の茂木健一郎さんと堀江貴文さんの対談で、「自分は天才ではなく、人より劣っているから人の10倍努力する」という堀江さんの発言に対し、

茂木さんは「天才とは、人の10倍努力デキる人」と仰ってました。

遺伝子的に言えば、天才と凡人の差は微々たるもの。良い人生を送るためには良い遺伝子をONにできるかどうかがカギ。なんだそうですよ!

おすすめ本~生命のバカ力

なりたい夢の仕事があって、それを目指しているのなら、「できる。できる。自分ならできる」とポジティブ思考で自分を信じ、人の10倍努力してみてはいかがですか?

読書の時間


☆この記事があなたのお役に立ちシェアしてもらえたら嬉しいです♪

フォローされると喜びます♪♪♪
ミセスKの手相鑑定inバンコク