「人の悩みは、すべて対人関係である」と心理学者アドラーは言っています。
個人的には、人間関係(対人関係)だけが人の悩みではないとは思うのですが、
学校でのこと
仕事でのこと
家庭でのこと
たしかにほとんど、人間関係が絡んできます。
「会社辞めたい~」という悩みを持つ人で、会社の人間関係がキツイからという転職理由を挙げる人が多いことからも
人間関係が円滑になればかなり生きやすくなる人が多いのも納得。
ではどうすれば?って考えたときに、仕事先での人間関係の場合、
転職
と安易に考えがちですが、転職先にも苦手な人がいたら? ということも念頭に入れたおきたいものです。
これ、離婚問題でも同じ。「こんな夫と別れて再婚!」って再婚してみたはいいが・・・。結果は同じだった!なんてことになりませんように。
何が言いたいのか?
人間関係を清算する前に、自分が変わるべきところはないか?考えてみましょう!と言いたいのです。(DV夫からは迷わず逃げることをオススメします)
偉そうなこと書いちゃいましたが、私は人間関係もふくめて悩みがあって転職し、また次の職場でも二の舞で・・・という過去があるので、人のこと言える筋合いではないのです。
私の場合、一人でする仕事の方が性に合っていたので、転職を繰り返すのは悪手だったと。
もう一つ。
結婚生活で「生活力を失った夫では無理!」と離婚を考えた過去もありましたが、違う角度から夫婦関係を眺めることで、最終的には離婚の危機を乗り切りました。
つまり『これからは夫に頼らず自力で稼げる女になろう!自分で働く方が面白いし一番の安定になるもんね。収入に対する不満を解決すれば夫に対して不満はないし、別に離婚する必要はないよね?』
と考えを変えてみたのです。
嫁姑問題・ご近所問題も同じく、私はこの考え方で解決しました。
今ではその時の選択、間違いではなかったと確信しています。
当時はいろいろ悩みまくりましたが、夫(姑・ご近所さん)を変えるのは無理だから、自分が変わるしかないと結論を出し、今に至るわけです。
今となれば職場の人間関係でも、もうちょっと接し方を変えれば良かったなぁ~と反省も多々ありですが、私の場合、もともと集団行動が苦手で組織には全く向かない性質で、これ以上、努力のしようがなかったとアキラメています。
組織に属するのは不向きなのに、じっくりと自分の適性を考えず「目先の収入がほしい」「社会的立場がほしい」「みんな就職しているから」「安心したい」などと思ってしまい、
足を踏み入れてはいけない異次元空間(組織)へ飛び込んでしまい、自分にとってマイナスでしたが、周りの同僚&上司たちにも迷惑だったかも(^^;)
独立して一人で仕事をしてみると取引先やお客さまとの人間関係は円滑で、今は楽しく仕事に取り組めています。
*
話を人間関係の悩みに戻します。
人間関係に問題があったとき、相手のせいにしたり自分は何も努力せず逃げ出すのではなく、
いったん立ち止まって、どうしたらこの問題を解決できるのか?自分がするべきことは何か?考えてみてはいかがでしょうか。
逃げるのはその後でもできますからね~。
(DVや過労死など、絶対に避けた方がいい状態ならすぐに逃げてくださいね)
世界に変化を望むのであれば、自らがその変化になれ
インド独立の父、マハトマ・ガンジー
変化するためには自分を客観的に見直す作業も必要で、なかなか大変なことなんですが、いつもいつも、人間関係に何かしらのトラブルが出てくる!って状況でしたら、
ぜひぜひ、一度考えてみてください。