直感線とは

直感線
直感線(ちょっかんせん)は、物事を敏感に察知する人に現れるレアな手相です。水星環(すいせいかん)や霊感線(れいかんせん)とも呼ばれます。
月丘から出発して小指方面(水星丘)に丸みを帯びながら伸びる線ですよ。この場所であってもまっすぐな線は除外です。また一本線ではなく切れ切れの場合の方が多いようです。
水星丘には縦線が出にくいのでとても珍しい。それもあって直感線は、数万人に一人に出ると言われる超がつくほどのレア相。なかなかお目にかかれない手相ですよ。
『予感、霊感、透視などに優れた感受力を有する』
『鋭い直観力・インスピレーションがあり、人とは違った洞察力で世の中を見る』
ときに天才的なひらめきを持つ手相の一つ。天才画家・ピカソの手にはくっきりとありました!
直感を磨く
直感線を持つ人は、生まれながらにして直感を持っている人もいるようですが、たとえ先天的な直感がなくても、一つの物事に集中し極めることでその道の直観力を磨くことは可能です。
つまり、訓練によって直感力は生まれるのです。
たとえば、これまで蓄積したデータを組み合わせ予想を図るのが得意なら、競馬・競輪などのギャンブルや株などで天才的なヒラメキが来ることも多々あるようです。
未知の世界から来たヒラメキだけではなく、経験を元にしたヒラメキもあるのだと。
直感線を持つ人は、ある特定の分野を極めた人なのかもしれませんね。
隠れていた直感線が浮き上がってきた体験談
直感線って、いつも表に出ていることもあれば、普段は隠れているのに物思いに耽っている時に出ることがあります。直感線はシャイな線だったりするんです。
左脳を休めボンヤリしている無の状態と言えばいいのでしょうか? 深層心理に働きかけて答えを受け取っているのでしょう。
実は私自身も、ぼーっと考え事している時に現れることが。そう度々ではなく、たま~に別世界へ思考がトリップしている時ですね。別に変な薬やってるとかではなく(^^; 自分一人の世界で考え事していて、一瞬周りから切り離された感じの時ですね。「ああ、そういうことか!」って考えがまとまったときふと左手を見ると真っ赤な直感線が出てました。びっくり。自分で意識してその状態になれないのが残念ですが。
いま現在あなたの手に出てなくても、物思いにふけっているとき、ぼーっと考え事をしている時に手の平を眺めてみてください。直感線が出ているかもしれませんよ。
直感線を持つ有名人
先ほども書きましたが、生前から画家としても有名で、金銭的にも大成功した(遺産は約7500億円!)画家・ピカソの手にもくっきり直感線が出ていました。きっと芸術についてだけでなく、ビジネスのインスピレーションも豊富に出てきたんでしょうね。
また、超能力者と言われるユリ・ゲラーの手にも、くっきりとした直感線がありましたよ。ただ彼は『超能力者と言うよりはビジネスマン』と揶揄されているので、本当に超能力があるかは不明ですが。
たぶん霊能力者とかの手相調べれば、出ている人多いでしょうね。その人が本当に霊能力あるかどうかは分かりませんが(^^;
ピカソとユリ・ゲラー二人の共通点と言えば、ビジネスマインドが高いこと。これって直感線と関係があるのか?手相師の私にとって興味あるネタです。
直感線の適職
直感線がの適職は勘が頼りになる職業です。
たとえば占い師や宗教家、預言者、相場師、アナリスト、ギャンブラー、小説家、マンガ家、芸術家、発明・企画商品などで成功する可能性があります。
もちろん上記以外のお仕事や、日常生活で活かすことも可能です。
直感線を持つ人が専業主婦になったら……子供の隠す0点のテストを見つけたり、ご主人のヘソクリを見つけ出すスーパー主婦になるかもしれませんね(笑)
直感線の追記
追記:最初にこの記事を書いた頃は直感線のことを「幸運の手相線」という風に書きましたが、なかなか難しいもので、レア相なのは確かですが、持っていればハッピーになれるとは限らないと思われます。
世の中、幸も不幸も善くも悪くも、混沌とした事柄の連続ですから、見たいと思ってもなかった事が見えてしまうのはキツイ事かもしれません。要は、その直感力をどう生かすかなのでしょうね。