結婚の条件~めぞん一刻

昭和ラブコメの金字塔~めぞん一刻


漫画『めぞん一刻』を文庫版にて全10巻読み切りました。昭和ラブコメの金字塔という評判を聞き、大人買い。

私が中学生の頃にアニメを観ていたんですが、いかんせん高校受験があったので途中で脱落、最後までは観ておらず。

でもアニメ版もよかったんですよね。ヒロイン音無響子さんの声がナウシカやカリオストロの城のクラリスの声優さんで清潔感ありました。

直近では2007年、2008年に伊東美咲主演でドラマ化されたらしいですね。

めぞん一刻とは

内容はざっくり言って昭和時代、管理人のいる『一刻館』という古いアパートを舞台にしたラブコメ。

主人公の五代裕作は、優柔不断で貧乏で、ぱっとしない大学にさえ浪人してどうにか潜り込む状態の上に、就活でコケて(バブル直前の不況が背景)2年間就職浪人するような、婚活プロフィールにすると誰にも見向きされないダメ男。そんな彼が、若く美しい2歳年上の未亡人である管理人の音無響子に恋する話。

五代の足を引っ張るアパート住人たちや、爽やかな金持ちでイケメンとの三角関係、優柔不断な性格から付き合ってる状態になった女の子との関係など、トラブルに見舞われながら、音無響子一筋にもがくストーリー。

なお、五代はダメ男のわりに可愛い女の子に好意を持たれたり、女心をくすぐる何かがあるタイプの模様。その辺が男性向けの漫画だなーという印象です。

ピンク電話が出てきたり(10円玉がなくて電話が途中で切れたりとか)、未亡人という死語が出てきたり、「~ですわ」なんていう上品な言葉遣いが出てきたり、ある種、昭和を楽しむこともできる作品です。

プロポーズの言葉

ネタバレになってしまいますが、いくつもの誤解と困難を克服しながら、最終的に五代君は憧れの音無響子さんと結ばれます。パチパチパチ。

五代君からのプロポーズ

何度もプロポーズしようとしては駄目になった五代君ですが、酔いつぶれた響子さんのお父さんを背負いながら、やっと言えたプロポーズの言葉がこちら。

「おとうさんにとっては、響子さんは、いつまでも小さな女の子なんですよね。…だけどおれにとっては…たったひとりの女の人…です…結婚してください…」

「泣かせるようなことは絶対にしません。残りの人生をおれに…ください」

なかなか素敵なプロポーズの言葉ですね。好意のある男性(←これは最低必要条件です)からこんな言葉をもらったら、心を動かされちゃいますよね。これに対する響子さんの返答は。。。

音無響子さんからの返事

「ひとつだけ、約束…守って…」

「お願い…1日でいいから、あたしより長生きして…。もう、ひとりじゃ生きていけそうにないから…」

一度愛する人を亡くした未亡人のセリフとして、ずっしり重みがありますね。断られたらどうしよう!ってドキドキしながらプロポーズした男性側も、こんなこと言われたら、ますます身が引き締まる思いになるのでは。

恋愛結婚って残念ながら、生活の中で少しづつ愛の熱が冷めていき、ラブラブだったころ・結婚した当初の気持ちを忘れがちですが、上のような約束なら、一生心に焼きつきそうですね。

めぞん一刻から学ぶ結婚の条件

婚活に励まれている人も少なくないご時世。めぞん一刻から学ぶこと言えば、

多くを求めず、自分が一番大切に思うことに条件を絞る

ことだと思います。

婚活頑張っているのになかなか良い相手がみつからない!という人は、ご自分の提示している条件を今一度顧みましょう。

どーしても外せない条件だけに絞ってみたら、対象範囲がぐーんと広がるかもしれませんよ。

条件を選定する時は、周りの声に惑わされず、自分の中の大切な条件を選びましょう。


めぞん一刻 (1) (小学館文庫)

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