失われたチャンスは二度と戻らない~職業としての小説家5

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小説家志望なら健全な野心と精神のタフさを~職業としての小説家4からの続き。

村上春樹さんの考える、才能についてです。

才能は自分で掘らなきゃ出てこない

才能が地中の比較的浅いところに埋まっているものであれば、放っておいても自然に噴き出してくるという可能性は大きいでしょう。しかしもしそれがかなり深いところにあるのなら、そう簡単には見つけられません。

どれほど豊かな優れた才能であったとしても、もし「よしここを掘ってみよう」と思い立って、実際にシャベルを持ってきて掘る人がいなければ、地中に埋まったまま永遠に見過ごされてしまうかもしれません。

『職業としての小説家』(新潮文庫版)p201

才能ってむずかしいですよね。

地中の奥底に眠っているため気づかず見過ごされている才能もあれば、掘り出すのに相当の努力と時間がかかり、途中で諦めてしまっちゃうなんてこともあるでしょうし。

たとえ自分に才能があると分かっていても、こんなに大変なら、苦しいなら掘り下げるの嫌だなーって思っちゃう人も少なくないはず。実力を見込まれていたのに本業よりも遊びに夢中になって低迷するスポーツ選手とか(-_-;)

ただ才能を発揮した人のほとんどが、深さはどうあれシャベルを持って掘り進めた人たちっていうのは言えると思います。

過ぎ去ったチャンスは二度と戻らない

ものごとには潮時というものがありますし、その潮時はいったん失われてしまえば、多くの場合、もう二度と訪れることはありません。

『職業としての小説家』(新潮文庫版)p201

最後に、この本を読んで一番私の胸に響いたのが、上記の言葉。本書では深く突っ込んで語られてはいませんが、私が普段よく思うことだったので取り上げます。

手相師をしているとよくご相談いただくのが、一度あきらめた夢が忘れられない、というご相談。私も痛いほど分かるのですが(-_-;)・・・後悔先に立たず。”あの時”にやっていれば達成できたかもしれないことも、潮が過ぎた後からでは手遅れのことも。本当に残念なことですが。

でも、プロとして仕事するには難しいとしても趣味として続けることはできるはず。

今、夢を断念して別の仕事を探している人には、趣味としてでも続けられないか考えて欲しいし、

今の仕事を辞めて昔の夢を追うとしている人には、まずは今の仕事、もしくは収入源を得ながら趣味として再スタートして欲しいです。

夢もお金も、どちらも大切ですもんね。


職業としての小説家 (新潮文庫)

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