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超一流と三流、作家になれる人なれない人

選ばれた人、努力の人~スティーブン・キングからの続き。

 

小説家など、狭き門を目指す人が知っておきたいことをスティーブン・キング『書くことについてを参考に考えます。

人間の才能と想像力が問われるところではどこでもそうだが、物書きもやはりピラミッドをつくっている。

底辺にいるのは凡百の三流どころである。
その上にそれよりいくらか少ないとはいえ、なお大勢の、魅力的で有能だが二流どころの物書きがいる。

その上のレベルに行くと数はぐっと減る。
そこには一流の作家たちが揃っている。

さらにもうひとつ上、つまり頂点にいるのは、シェイクスピアといった面々である。

天才であり、神がかりであり、われわれには及びもつかない。

 

三流が二流になることはできないし、
一流が超一流になることもできないが、
懸命に努力し、
研鑽を積み、
しかるべきときに、
しかるべき助力を得られたら、
二流が一流になることは可能だ。

そうなんですよね~。超一流は、目指すものではなく与えられるもの。

また、なれない人は、なれないもの。残念ですが。努力すれば夢は叶う! と言ってみたいのは山々ですが、そんなことはなく。

 

天才画家ピカソのお父さんは美術教師をしながら自分も絵を描いてましたが、まだ8歳だったピカソの大いなる才能を見つけ、もう二度と自分で絵を描くことは辞めたのは有名話。

世の中には、どう頑張ってもプロになれない画家の卵がたくさんいます。そして、ピカソ級の画家になる人は、生まれた時からすでに決まった人だけ、なのです。

 

作家や画家などを仕事にしたいなら、まずは自分が三流か二流か、どちらか見分けるのが大切でしょうね。

もしも三流だった場合、完璧に諦めるか、趣味として自分のために続けるか、どちらかに決める必要がありそうです。

 

二流の才能があると思えるのなら、地道に一流を目指すのも悪くないでしょうが、約束された切符はありません。

確約がなくてもやる! と覚悟した人だけが踏み出せる世界なのです。

 

ものを書くのは、金を稼ぐためでも、
有名になるためでも、もてるためでも、
友人をつくるためでもない。

一言で言うなら、
読む者の人生を豊かにし、
同時に書く者の人生も豊かにするためだ。

立ち上がり、力をつけ、乗り越えるためだ。
幸せになるためだ。

おわかりいただけるだろうか。
幸せになるためなのだ。

小説家を目指す人は多くいますが、中には、

・作家先生になってチヤホヤされたい
・作家先生になって周りを見返したい
・作家先生になってガッポリ稼ぎたい

そんな不純な気持ちの方もいるようですね。しかも、本なんてほとんど読まないのに小説家を目指す人もいるようで(-_-;)

 

それって、フレンチ料理を食べたことがないのに、世界一のフレンチ料理店を開業する! って意気込む無謀な人と同じですよ~(;´・ω・)

 

不純な気持ちでスタートして数いるライバルより頭一歩前に出られるほど甘い世界じゃありません。

年に100冊以上は本を読んで、自由になるすべての時間を書くことに費やすという本気モードの作家の卵でさえ芽が出ず、無名のまま終わることも多い世界なのですから。(ちなみにキングは年間70~80冊読むそうです)

 

たとえプロ作家になれなくても、書くことが心から好きで、書くために自分の人生を捧げる覚悟ができている人以外、

むやみに狭き門を『職業』に目指すのは止めて、趣味として楽しむ方向に変えてみてはいかがでしょうか。

* * *

小説家を目指す人にお勧めの本です♪


書くことについて (小学館文庫)

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